社会安全学部 第8回東京シンポジウム「首都直下地震・南海トラフ巨大地震へ備えよ!~熊本地震から得た教訓を踏まえて~」を開催します! -- 関西大学

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関西大学社会安全学部では、迫りくる巨大災害への備えについて議論する第8回東京シンポジウムを12月1日(金)に関西大学東京センターにて開催します。本シンポジウムでは、将来高い確率で発生するといわれている首都直下地震および南海トラフ巨大地震への備えについて、防災・減災分野のスペシャリストである社会安全学部教授陣が解説・議論します。 【本件のポイント】 ・防災・減災分野の権威、河田惠昭特命教授をはじめとする同分野の専門家が集結 ・熊本地震の実態を「構造物被害」「文化財被害」「被災者支援」の視点から解説 ・国の政策から身近な生活レベルの対策まで、巨大災害への必要な備えを提言・議論 2016年4月に発生した熊本地震から1年半が経過した今、様々な調査・研究によって、被害の実態や発生メカニズム、地震時の初期対応、創造的復興に向けた課題等が明らかになってきました。本シンポジウムでは、熊本地震の調査・研究から得られた新たな知見や教訓をもとに、将来高い確率で発生するといわれている首都直下地震および南海トラフ巨大地震への備えについて、防災・減災分野のスペシャリストである社会安全学部教授陣が解説・議論します。 なお基調講演では、防災・減災分野の権威とされる河田惠昭特命教授が、「日本がつぶれる!」をテーマに、国レベルのマクロな視点から日本の危機について解説し、具体的な対応策を提言します。 同シンポジウムは学部開設初年度(2010年)から毎年東京で開催しており、これまで扱ったテーマは「東日本大震災」「企業・行政の危機管理」「感染症パンデミック」「ビッグデータ時代の個人情報」「企業・組織の強靭化」など多岐にわたります。同学部は、日本の防災・減災分野の教育・研究を牽引する機関として、今後も政策科学としての「社会安全学」の構築・体系化に取り組んでいきます。 --------------------------------------------------------- <第8回東京シンポジウム概要> --------------------------------------------------------- 【日  時】 12月1日(金)13:30 ~ 17:00 【場  所】 関西大学東京センター(東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー9階) 【プログラム】〔開会挨拶〕 安部 誠治(社会安全学部長、同教授)         <第1部> 13:40 ~ 15:10           〔基調講演〕「日本がつぶれる!」:河田 惠昭(社会安全研究センター長)           〔調査報告〕「熊本地震とはどのような地震だったのか?」: 林 能成(社会安全学部教授)           〔調査報告〕「熊本地震における構造物被害」: 一井 康二(同教授)           〔調査報告〕「    〃    文化財被害」: 小山 倫史(同准教授)           〔調査報告〕「    〃    被災者支援」: 山崎 栄一(同教授)         <第2部> 15:30 ~ 17:00           〔パネルディスカッション〕            「熊本地震から何を学び、首都直下地震・南海トラフ巨大地震に備えるか」            パネルチェア:奥村 与志弘(同学部准教授)            パネリスト :河田 惠昭、林 能成、一井 康二、小山 倫史、山崎 栄一         <学生によるパネル研究発表> 12:30 ~ 17:30            同学部で学ぶ学生の日頃の研究成果をポスターにまとめて発表します。 【備  考】 一般受講の受付はすでに終了しております  --------------------------------------------------------- ■ 講演者・パネリストプロフィール --------------------------------------------------------- ・河田 惠昭(かわた よしあき) 関西大学社会安全学部特別任命教授。関西大学社会安全研究センター長。 防災・減災研究における世界のトップランナー。2009年防災功労者内閣総理大臣表彰。 ・林 能成(はやし よしなり) 関西大学社会安全学部副学部長。同教授。  マグマ貫入に伴う群発地震の発生過程の研究を経て、文理融合研究や地域連携研究を行っている。 ・一井 康二(いちい こうじ) 関西大学社会安全学部教授。 性能評価に基づく耐震基準の策定や普及に従事し、港湾の施設の技術上の基準・同解説やISO準拠の耐震施設事例集の編纂に携わる。 ・小山 倫史(こやま ともふみ) 関西大学社会安全学部准教授。 土木工学の地盤・岩盤工学、特に岩盤内の地下水および熱-応力-浸透-化学反応連成挙動の数値シミュレーションが専門。 ・山崎 栄一(やまさき えいいち) 関西大学社会安全学部教授。 被災者支援法制、高齢者・障がい者等の災害時要配慮者の支援、災害時における個人情報に関する調査・研究を行っている。 ・奥村 与志弘(おくむら よしひろ) 関西大学社会安全学部准教授。 文理融合による総合防災、津波工学、地震工学が専門。最近は防災・減災事業を取り組む民間企業との連携にも力を入れている。 ◆関西大学社会安全学部とは◆(2010年4月開設) 「 安全・安心をデザインできる社会貢献型の人材を育成します 」 自然災害や社会災害は、普段は気がつかないような、私たちが生きる上での問題を浮き彫りにします。社会安全学部では、安全・安心というレンズを通して、私たちが生きる社会や人間、自然を洞察し、そこにある問題を解決することで、自然災害・社会災害の最小化を目指しています。 具体的には、法学、政治学、経済学、経営学、心理学、社会学、工学、情報学、理学、社会医学など、多様な学問分野による教育を展開し、また、これら既存の学問を総合して、問題を解決する能力を養います。 ■関西大学 社会安全学部 http://www.kansai-u.ac.jp/Fc_ss/ ▼本件に関する問い合わせ先 総合企画室 広報課 石田、寺崎 住所:大阪府吹田市山手町3-3-35 TEL:06-6368-0201 FAX:06-6368-1266 メール:kouhou@ml.kandai.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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