ニールセンとアリペイが中国の海外旅行者の決済行動に関する報告書を発表 「Outbound China Tourism and Consumption Trend:2017 Survey」
- 海外旅行は予算よりも体験内容を重視
- 海外旅行中のショッピングにおける平均消費額が1位
- 90%以上が対応店舗であれば、モバイル決済を海外でも利用したいと回答
アリペイは海外旅行を楽しむ中国人にとって欠かすことのできない存在になりつつあり、本調査における中国人調査対象の99%がアリペイをダウンロードしていました。実際に、直近の海外旅行でアリペイを使用した方の割合は63%で、現在は海外での導入先が限られてはいますが、「アリペイ対応店舗であれば、アリペイでの決済を検討したい」と答えた方は94%となりました。主な利用先は、免税店や百貨店、大型スーパー、コンビニエンスストアなどが挙げられています。
今回の報告書は、中国人旅行者の消費と支払いに関する分析・洞察をまとめ、今後の旅行動向を推測するものです。特に海外旅行中の消費、支払い、モバイル決済に焦点をあてており、旅行中の決済環境や、旅行先に求めるものなど、中国人の旅行中の消費に関する最新動向が見えてきました。
アリペイは、世界最大規模の決済と生活関連のサービスを融合したプラットフォームです。アクティブユーザー数は5.2億人を突破しており、中国以外の国でもクロスボーダー決済や対面決済、免税などのサービスが世界38の国と地域で利用できます。日本においては4万店以上(2017年12月時点)で、決済サービスが利用可能です。
【その他ご参考情報】
●日本の観光地ランキング
1位:東京ディズニーリゾート、2位:富士山、3位:東京タワー、4位:北海道
●モバイル決済を選ぶ理由
中国で使い慣れているため便利 64%
見慣れた決済ブランドを見て親近感が沸く 48%
為替不要で、レートに優遇がある 43%
ディスカウント・クーポンがある 36%
広告宣伝を見たから 24%
店員や他の人からのおすすめ 21%
※調査概要※
調査対象:過去1年以内の海外旅行経験者および1年以内に海外旅行予定者
調査人数:中国2,009人、アメリカ201人、イギリス111人、フランス100人、韓国100人、日本101人
対象年齢:20-50代