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このたび、世界最高水準の東アジア文化研究拠点を目指す関西大学アジアオープンリサーチセンター(KU-ORCAS)が、デジタル画像の相互運用における国際規格IIIF(International Image Interoperability Framework:トリプルアイエフ)コンソーシアムに加盟することになりました。
国内機関としては、東京大学、京都大学図書館機構に次いで、3例目(私立大学では初)となります。
【本件のポイント】
・KU-ORCASが、デジタル画像の相互運用における国際規格IIIF(トリプルアイエフ)に加盟
・IIIFに加盟するのは、国内機関では東京大学、京都大学図書館機構に次いで3例目
・KU-ORCASはデジタルアーカイブ化を通じて、東アジア文化研究のさらなる飛躍を目指す
IIIFとは、Web上で公開される画像データを広く共有するための国際規格です。IIIFコンソーシアムには、バチカン図書館をはじめ、フランス国立図書館、米国デジタル公共図書館(DPLA)、ハーバード大学、ゲティ財団、オックスフォード大学ボドリアン図書館など世界各国から50を超える機関がすでに加盟しており、全世界で3億3,500万点以上のIIIFに準じた画像データが公開されています。
KU-ORCASは、2017年度文部科学省私立大学研究ブランディング事業に採択され、東アジア文化研究に関するデジタルアーカイブの構築ならびに社会に開かれたオープン・プラットフォームの形成に取り組んでいます。同センターでは、IIIFが今後デジタルコンテンツの国際規格の標準になると予想し、同規格の採用および同コンソーシアムへの参加を決定しました。
今後ますますの世界最高水準の東アジア文化研究拠点としての発展を目指し、IIIFコンソーシアムの活動を通じた国際的なデジタルコンテンツの標準化の発展に貢献していきます。
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■ IIIF規格に対応することによって、具体的にどうなる?
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特長として、まず同じビューワー内に他機関のIIIF対応資料画像を同時にみることができるようになります(下図イメージ)。さらに、アノテーション(いわゆるメモ)機能を追加することも可能で、それによりメモを共有できることが大きな利点になっています。したがって、資料の比較研究が容易となるほか、多様な立場の人の様々な解釈を共有できるようになるメリットが生まれます。
▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2018/No7.pdf
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/