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関西大学社会学部の黒田研究室(黒田勇教授)では、3年前より水都大阪の名水「天満天神の水」のリブランディング事業に取り組んでおり、このたび大阪天満宮の水と紀州の梅果汁、ハタ鉱泉の炭酸水を使用した、“聖産学”連携による新商品・梅サイダー「UME・TEMMA」を開発しました。
【本件のポイント】
・大阪天満宮から生まれた天満のご当地梅サイダー「UME・TEMMA」
・大阪天満宮〔聖〕×ハタ鉱泉株式会社(産)×関西大学〔学〕による聖産学共同プロジェクト
・伝統を残しつつ、オシャレで都会的なイメージを創り出すというこだわりのもと、大阪をプロモート
一度は枯れてしまった名水・天満天神の水。2014年に地元商店街と本学の連携事業により復活を果たすも、その後の売れ行きは好調とは言えない現状がありました。そこで「大阪の歴史と伝統、そして地元の誇りでもある大阪天満宮を盛り立てたい」と、地元企業の協力を得て開発されたのが「UME・TEMMA」です。
黒田研究室に所属する女子学生を中心とするチームが、地元商店街の方々と連携し、3年がかりで新しいブランドを創り上げました。「大阪といえば、たこ焼き」というような、ステレオタイプ的発想ではなく、「大阪の伝統は残しつつも、オシャレで都会的なイメージを表現したい」というこだわりを持つ彼女らは、商品の浸透を目指し、天神橋筋商店街を中心に浴衣姿でPR展開していく予定。チームリーダーの木村佳乃子さんは、「若い女性層をターゲットに、海外からの観光客の方々にも飲んでもらいたい」と意気込みを話す。
''ご''利益の''5''%の分量で天満天神の水を配合し、神様のパワーをふんだんに詰め込んだ「UME・TEMMA」。学生たちは売上げ10万本を目標に、まずは大阪夏の風物詩・天神祭に向けて全力疾走で駆け抜けます。
■ 製品発表会&ミニシンポジウムを5月31日(木)に開催
【日 時】5月31日(木)製品発表会15:30~、ミニシンポジウム16:20~17:50
【場 所】関西大学梅田キャンパス 7階701教室
【パネリスト】岸本政夫氏(大阪天満宮禰宜)、秦彰宏氏(ハタ鉱泉株式会社専務取締役)、楠見晴重(環境都市工学部教授)
【備 考】ミニシンポジウムでは、同プロジェクト協力いただいた関係者を交えて、学生らが、「大阪の水」や「天神さん」、地場産業等についての理解を深める
■ 商品概要 <商品名:「UME・TEMMA」(うめ・てんま)>
【商品コンセプト】大阪天満宮から生まれた天満のご当地梅サイダー
【成 分】ハタ鉱泉の炭酸水85%、天満天神の水5%、梅原料10%
【販売価格】税込180円(調整中)
■ 天満天神の水とは
江戸時代には、「大阪四清水」の一つとして謳われた、大阪天満宮から湧き出る井戸水。軟水特有のまろやかな口当たりが特長。戦後の都市開発や地下鉄の開通に伴い枯れてしまったが、2013年に始動した本学と天神橋筋商店連合会による連携プロジェクトにより2014年に復活を遂げる。その後、日本料理店で利用されたり、商品化されたりと展開されたが、その売れ行きは順調とは言えず。今回、名水の再々生を手掛ける。
▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2018/No12.pdf
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/