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京都橘大学(京都市山科区、学長・細川涼一) では、看護学部の学生たちが、6月2日(土)に京都市営醍醐中山団地で『看護学部お助け隊』として活動します。
この取り組みは、看護学部の正課授業「プライマリケア実習」として行い、本学看護学部の学生約100人が、同団地の高齢者宅を訪問し、各戸から事前に聞き取った困りごとを住民と一緒に解決・支援するものです。
住民にとっては、日々の生活上の困り事が解決し、普段接する機会の少ない若い世代との交流を通じて生活のハリを得ることができ、また学生にとっては、高齢者とのコミュニケーションを通じて、さまざまな生活スタイルを知り、看護職として対象者が求めるサポートを学ぶという、双方にとってメリットのある取り組みとなっています。今回は、本学に客員研究員として、高齢者の倫理の国際比較の研究のために来日中のアン・ギャラガー氏(イギリス サリー大学)も同行し、日本の高齢者の生活を見学します。この取り組みは、2016年度より行っており、今回で4回目となります。前回実施した際には、重い仏壇を移動させる、網戸を張り替える、一緒に買物に付き添うなど、日頃高齢者ができないことを学生たちが手伝い、参加したお年寄りからとても喜ばれました。
なお本件は、京都市の「学まち連携大学」促進事業の助成を受けています。
醍醐中山団地事業では、本学と京都市、同団地町内連合会とが連携協定を締結し、京都市営醍醐中山団地の第11棟1階部分を無償で借り受け、「地域連携センター分室」を開設・活用し、学生や教員が住民の人たちとの交流や、子育て世帯や高齢者の支援等の地域貢献活動を行い、地域コミュニティの活性化に取り組んでいます。
【看護学部お助け隊活動概要】
■日時
2018年6月2日(土) 13:00~15:00
■場所
京都市営醍醐中山団地(集合は集会所)
■本学側参加者
看護学部学生(3回生)約100人
看護学部教員 5人
■依頼者
京都市営醍醐中山団地住民 28世帯(見込みのため変動の可能性あり)
■当日の流れ
(1)集会所に参加者・依頼者が集合
(2)担当学生の割り振り→依頼者宅を訪問
(3)作業開始
(4)終了後 集会所にて全員で休憩、歓談
(5)撤収 終了
■作業内容例
・普段なかなかできない箇所の掃除
・網戸の張り替え
・大型ごみの搬出 など
▼本件に関する問い合わせ先
京都橘大学企画広報課
住所:〒607-8175 京都市山科区大宅山田町34
TEL:075-574-4112
FAX:075-574-4151
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/