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昭和女子大学(理事長・総長:坂東眞理子、東京都世田谷区)は社会人女性の活躍支援策の一環として、今秋、女性事業継承者育成プログラム「”跡取り娘”人材育成コース」を昭和女子大学キャリアカレッジに新設します。
昭和女子大学キャリアカレッジ(学院長:熊平美香)は、「働く女性のためのビジネススクール」として2014年度に創設しました。2016年度には企業や個人を会員とするダイバーシティ推進機構を組織し、会員企業の女性管理職養成はじめ、管理職向けダイバーシティ経営推進、個人向け女性起業家養成などの講座を運営しています。
「''跡取り娘''人材育成コース」は、会員企業40社の中の地域金融機関の協力で、中小企業を担う女性経営者を育成、人材や資金面から総合的に支援しようという取り組みです。
家業を継ぐ女性や、事業改革を目指す女性経営者などを対象に、組織のマネジメントに必要なリーダーシップやAI時代への対応策などを、ビジネス界で活躍している経営者たちから学びます。実際に''跡取り娘''として家業を継いで発展させているロールモデルも講師に加わり、自らの苦労や困難とそれらをどう乗り越えたのか、体験からの学びを伝授します。プログラム全体の監修、ファシリテーターを務める熊平美香昭和女子大学キャリアカレッジ学院長自身も銀行の金庫扉メーカーを継いだ経験の持ち主です。
現在、日本では後継者難に悩む中小企業が増え、後継者不在による廃業は雇用やGDP(国内総生産)の喪失につながると危惧されています。一方、新任の女性社長は約7割が同族承継によって就任し、その比率は男性の倍に上ります(帝国データバンク「女性社長比率調査2018」)。
''跡取り娘''の人材育成が、7.8%という社長に占める女性比率を増やすだけでなく、中小企業の後継者難の解消にもつながるよう目指します。
■実施要項:
(1)開講日程:2018年10月~2019年3月、月1回(土曜日13時~17時)の6回コース。
(2)カリキュラム概要:チームでの女性経営者訪問や、経営者などの講師による講義の組み合わせ。受講生同士のネットワーク化も目指します。
(3)対象:経営に参画、またはその予定のある女性
(4)定員:25名(最小催行人数:5名)先着順。9月30日締め切り。
(5)受講料:7万円(税・懇親会費込)
※カリキュラム等の詳細はPDFをご覧ください。
■お申し込み:
「女性事業継承者育成プログラム」お申し込みフォーム
https://goo.gl/forms/3qAtMDlDlU9rh3jP2
▼本件に関する問い合わせ先
昭和女子大学 広報部
TEL:03-3411-6597
メール:kouhou@swu.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/