フェリス女学院大学の学内における国際交流 -- 身近な留学生サポートで自分も成長

フェリス女学院大学

フェリス女学院大学(横浜市泉区/学長:秋岡陽)では、学内でさまざまな国際交流が行われている。大学の寮に住み留学生の共同生活を支援する「レジデント・アシスタント」、留学生の最初の“友人”として学生生活を支援する「メンター」、留学生と同じ授業を履修する日本人学生が学習を支援する「チューター」など、単発的でない継続的な活動、身近で日常的な交流であることが特徴となっている。また、公認団体「留学生会」は、留学生とのランチトーキングや日本文化の体験企画など、多くのイベントを開催している。  外国人留学生の役に立ちたいという学生が多いのは、''For Others''の精神が根付いており、インテンシブ・コースなど語学教育に熱心に取り組んでいるフェリス女学院大学ならでは。楽しみながら活動する先輩の様子を見て、自分もやってみたいと一歩を踏み出す新入生も多い。 ●レジデント・アシスタント  大学の寮「国際学生交流会館」では、日本人学生「レジデント・アシスタント」が、留学生が共同生活を送るうえで必要なルールの説明、手助けを担当。住民登録の付き添い、会館周辺の案内、オリエンテーションの補助なども行っている。  月1回の連絡会を設け、食品の衛生管理や防犯、ゲリラ豪雨対策など、日本での生活を安全、快適に送るうえで必要な情報を共有する場としている。  歓迎会、誕生会、持ち寄り式パーティーなどを開く際には、ムスリムなど食事制限のある留学生に配慮し、皆で食べられるメニュー構成を心掛けている。 【レジデント・アシスタントを体験した学生の声】 「大学生の時にしかできないことに挑戦したいと思い応募しました。自分と違う環境や習慣の中で育った人は考え方が違うのが当たり前であり、それをどのように受入れ、お互いに歩み寄るかについて考える機会になりました」 ●メンター  「メンター」は外国人留学生の最初の''友人''''身近で安心できる存在''になることが求められる。履修登録や学内施設、制度の利用など、日本人学生でも新入生のうちは戸惑うような場面でフォロー。代理で「やってあげる」のではなく、平易な日本語に置き換えて説明する、担当部署まで同行するなど、留学生が主体的に課題を解決できるような支援の姿勢を基本としている。 【メンターを体験した学生の声】 「育った環境は違っても同世代の学生。戦争や平和といった少し重い話から芸能人の話まで、お互いの価値観で話し合えることが貴重で素晴らしいことだと思いました」 ●チューター  日本人学生による留学生の学習支援。同じ授業の履修者の中から指名される。週1回一緒に勉強する時間を作り、ノートの整理や用語の解説、レポート課題の確認など、授業中だけでなく復習にも比重を置いている。日本人学生にとっても得られるものが多く、体験者からは前向きなコメントが多く寄せられている。 【チューターを体験した学生の声】  「留学生が『何がわからないか』『どう教えてほしいのか』、''対話''をしながら教えられるよう努力しました。自分たちが普段話す言葉を解説するとなると、こんなにも難しいのだ、と知ることができ、外国の方が不思議に思う点などを聞いて、とても面白いなと感じました」 ■公認団体「留学生会」  留学生と日本人学生の交流プログラムを企画・運営する学生の団体。歓迎会や文化交流のためのパーティーをはじめ、昼休みには留学生の出身国や日本の食文化、人気スポットをお互いに紹介するランチトーキングを実施している。  学外では和菓子、藍染め、着付け体験の企画などの日本文化体験イベントを開催。留学生と一緒だからこそ新鮮で、勉強になることも多いという。 【留学生会の参加学生の声】 「留学生と交流を深めていく中で、文化の違いに戸惑うことも多かったのですが、その壁を越えてお互いを受け入れていくことが、本当の国際交流なのだということを学びました」 ※詳細はこちらをご覧ください。  http://www.ferris.ac.jp/international/alternating_current/ ▼本件に関する問い合わせ先 企画・広報課 植村・粟原・敦賀 住所:〒245-8650 横浜市泉区緑園4-5-3 TEL:045-812-9624 FAX:045-812-8395 メール:kikaku@ferris.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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