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神田外語大学(千葉市美浜区/学長:宮内孝久)と千葉県立保健医療大学(千葉市美浜区/学長:田邊政裕)の両大学は連携して、9月15日(日)と16日(月・祝)の両日、「初期医療言語サービスボランティア研修」を実施します。特に2020年に開催される国際的なスポーツの祭典では、猛暑の中で開催されることが想定されるため、初期医療に特化した言語サービスボランティアの育成が急務となります。2018年8月に千葉県内4会場で開催された「世界女子ソフトボール選手権大会」における学生ボランティアの経験と、国際的なスポーツイベントが加速度的に増大する現状から、この度、大学教育の一環として言語サービスボランティアの育成に力を入れてきた神田外語大学と、医療サービスに知見を持った千葉県立保健医療大学の強みを生かし、国際大会に向けた専門性を備えた人材を育成することを目的として本研修を開講することになりました。神田外語大学と千葉県立保健医療大学が大学連携をするのはこれが初めてです。
神田外語大学は、学生に対し、ボランティア体験を通じて国際社会並びに地域社会が抱えている様々な問題やニーズを発見・共有しながら、自ら考え行動する力を養い、学生の自立を促進し、成長する機会を増やす目的で「ボランティアセンター」を設立。外国語大学の教育の一環として言語サービスボランティアへの教育支援に力を入れてきました。
また、神田外語大学としてだけでなく、全国外大連合としても「2018世界女子ソフトボール選手権大会」「2018平昌冬季オリンピック」「ラグビーワールドカップ2019」といった世界的な数々の競技イベントに言語サービスボランティアとして学生を送り出しています。
このたび、2019年~2020年に開催されるさまざまな国際的なスポーツの祭典では、幕張新都心にも訪日外国人の増加が予想されます。加えて猛暑の中での開催となるため、緊急医療の初期対応や応急手当をサポートするための知識・技能を持つ専門性のある言語サービスボランティアが不可欠となるため、同じ幕張新都心に拠点を置く神田外語大学と千葉県立保健医療大学が両校のそれぞれの知見を生かし、初期医療通訳ボランティア研修を開講することとなりました。
◆初期医療言語サービスボランティア研修 概要
【定 員】 神田外語大学・千葉県立保健医療大学学生 各20名程度(総数40名)
【日 時】 9月15日(日)、9月16日(月・祝)(予定)
【会 場】
15日(日) Module 1~4 神田外語大学
16日(月・祝) Module 5~8 千葉県立保健医療大学
【日 時】
10:00~15:20
(1)10:00~11:00 (2)11:10~12:10 (3)13:10~14:10 (4)14:20~15:20
【内 容】60分×8ユニット
Module 1)対象者への声がけと状況把握 Offering Help and Support
声がけ・症状・病名・身体の部位(臓器・既往症)等の英語表現
Module 2)体勢への配慮、救急・医療関係者への誘導 Positioning and Calling Medical Help
対象者の体勢と英語での誘導・安心させる英語表現など
Module 3)各種症状への対応・応急手当 First Aids and Symptoms
各傷病者の管理・外傷・出血・けいれん・てんかん・熱中症
Module 4)注意・配慮すべき文化・宗教・ジェンダー Cultural Issues to Consider
文化・宗教・ジェンダー
Module 5)AED講習 AED Lecture
心肺停止・一次救命処置・心肺蘇生法・AED使用方法
Module 6)AED実習 AED Training
AED使用練習・心肺蘇生法の手技
Module 7)ボランティアの自己管理・事前準備、災害時対応 Self Care and Preparation
体調管理・準備するもの・事前準備・確認事項
Module 8)まとめ・自己学習へ向けて Review
まとめ・自己学習へ向けて・修了証交付
<対応言語>日本語、英語
▼本件に関する問い合わせ先
神田外語グループ 法人本部広報部
関根勇人
住所:東京都千代田区内神田2-13-13
TEL:03-3258-5837 (平日 9:30~17:00)
FAX:03-5298-4123
メール:media@kandagaigo.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/