アリババクラウド、ライブストリーミングサービスを日本へ提供

アリババグループ

アリババクラウド・ジャパンサービス株式会社は本日、顧客の強い需要に合わせ、人気のライブストリーミングサービスを日本市場に提供することを発表しました。本発表は、本日2019年10月30日に東京で開催されたイベント「Alibaba Cloud Internet Champion Day(秋)」で行われ、画像検索、データ分析、ゲームセキュリティなどの機能を備えた複数の新製品や新サービスが本イベント内で紹介されました。

また本イベントに登壇した、アリババクラウド・ジャパンサービス株式会社 カントリーマネージャーのユニーク・ソン(Unique Song)は、国内ゲーム業界において既に50社以上のパートナーがアリババクラウドのJapan SME Gaming Support Program(JSGS)に参画したこと、また、2019年中に200社以上にサービス提供を目指すことを発表しました。
アリババクラウド・ジャパンサービス株式会社 カントリーマネージャー ユニーク・ソンによる
「Alibaba Cloud Internet Champion Day(秋)」での講演の様子

●アリババクラウド・ジャパンサービス株式会社 カントリーマネージャー ユニーク・ソンのコメント
「私たちは長年日本において、様々な業界、特にゲーム、小売、物流、メディアのパートナーや顧客の皆様から多くのサポートを頂いています。2019年の第1~3四半期は、昨年と比較し、3倍のビジネス成長を果たしています。2020年も、アリババのエコシステムの拡大と東京オリンピックのデジタル化を支援する取り組みを通じ、引き続きこの強力な成長していくと信じています。」

ビデオライブストリーミング技術は、アリババグループのECプラットフォームの成功の要因の1つと考えられています。昨年2018年の「天猫ダブルイレブン(俗称:独身の日)」ショッピングフェスティバルでは、ライブストリーミングの技術の貢献により、1日のGMV(流通総額)が2,135億元(308億ドル)を達成しました。

ビデオライブストリーミングは、放送局が帯域幅を節減するための最先端のナローバンドトランスコーディング技術で提供し、これらの技術には、コンテンツセキュリティの為のURL暗号化だけでなく、リアルタイムでの品質モニタリング、ビデオ統計分析などのコンテンツ管理に必要な技術を提供します。


<ナビタイムやニトリとのパートナーシップ– アリババクラウドのAI技術の活用>
アリババクラウドは、日本の大手総合ナビゲーションサービス会社である株式会社ナビタイムジャパンと提携したことも発表しました。アリババクラウドはクラウドとAI技術を活用し、訪日中国人観光客のルート検索や旅行計画に向けた、スマートなルートのレコメンデーションやデータ視覚化などのソリューションを提供します。

●株式会社ナビタイムジャパン インバウンド事業部のコメント
「中国からの訪日旅行客に向けて、アリババクラウドの技術サポートと市場インサイトを通じ、よりカスタマイズされたナビゲーションサービスを提供できると考えています。今後、アリババが保有するデータ分析技術やアリババグループのエコシステムと連携することで、効果的な訪日旅行の誘客拡大と快適な移動をサポートしていきます。」


アリババはパートナーである日本の家具・インテリアブランドのニトリと提携しました。アリババクラウドは今年、ニトリに堅牢な画像検索エンジンを導入し、商品検索や顧客の購入体験を向上させました。

●株式会社ニトリホールディングス O2O推進室 室長 宮入功明氏のコメント
「ニトリでは、今年秋に更新された公式アプリ『ニトリアプリ』に”Image Search”技術を活用した画像検索機能を導入し、店舗スタッフ向けのアプリにも導入しました。これにより、オンラインとオフラインの両方で顧客満足度が向上しました。”Image Search”は、高精度の検索結果と高速な表示速度を備えており、個別の機械学習を必要としません。当社は、アリババクラウド、ソフトバンク、SBクラウドとの連携をさらに強化し、顧客の購入体験を向上させるサービスの開発を継続していきます。」


アリババクラウドは、アリババグループを通じ提供される最新のテクノロジーを数多く導入することで、成長する日本の顧客とパートナーたちの成功をサポートしています。今回発表したライブストリーミングと画像検索に加え、アリババクラウドは2019年後半にパートナー向けに、ゲームセキュリティなどの一連の製品とソリューションの提供を強化しています。特に、画像検索とクラウドセキュリティ技術は、本イベントに登壇したメルカリおよびスクウェア・エニックスにもご評価をいただいています。

●アリババクラウド・ジャパンサービス株式会社 カントリーマネージャー ユニーク・ソンのコメント
「我々は新しい小売業など、アリババのエコシステムで成功を証明した高度な技術を提供し続けることで、お客様のビジネスの成長をサポートしていきたいと思います。我々のパートナーのビジネスと市場への洞察力とアリババの技術を通じ、日本市場向けにローカライズとカスタマイズされたソリューションを提供することで、顧客と開発者に真の価値をもたらせると考えています。」

アリババクラウドについて
アリババクラウドは、アリババグループのクラウドコンピューティング部門で、2009年に設立されました。Gartnerの調べでは世界のトップ3のIaaSプロバイダーの1つであり、IDCの調べでは中国最大のパブリッククラウドサービスプロバイダーです。アリババクラウドは、アリババグループのマーケットプレイスでビジネスを展開する事業者、スタートアップ企業、中小企業、政府関連機関をはじめとする世界中の事業者にクラウドコンピューティングサービスの包括的な製品群を提供しています。アリババクラウドは、国際オリンピック委員会のオフィシャルクラウドサービスパートナーです。

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