持続可能な社会の実現を目指す林野庁推進「ウッド・チェンジ・ネットワーク」に賛同 マクドナルド店舗の一部外装や構造材で国産木材を活用
国産木材を積極的に活用した京都・五条桂店が本日オープン
マクドナルドは、より良い未来のために皆様とともに社会的課題や環境問題に取り組む“Scale for Good(スケール・フォー・グッド)”というグローバルの枠組みを構築し、マクドナルドの強みとスケール(規模)を活用することで持続可能な社会の実現を目指す取り組みを行っております。このたび、「ウッド・チェンジ・ネットワーク」の趣旨に賛同し、新規出店、改装、建て替えする店舗の軸組を、これまでの鉄骨から木材に切り替えたり、外装の一部で木材を使うなど、可能な部分で国産木材を積極的に活用します。
「ウッド・チェンジ・ネットワーク」とは、林野庁が2019年2月に立ち上げた活動です。戦後に日本において造成した人工林資源が充実して利用期を迎え、国産材の需要拡大が急務となっているにもかかわらず、木材があまり使われていない現状の打破、また人工林および林業に携わる人々にとっても持続可能な林業を実現することが課題となっています。この活動においては、木材利用に関する課題の特定や解決方策、木材利用に向けた普及のあり方等について協議、検討や、木材を利用しやすい環境づくり、日本全国に木材利用を広げていくプラットフォームづくりに向けて取り組みが行われています。
マクドナルド 五条桂店では、店舗外壁の装飾として、国産木材を70m2配置し、黒をベースとした外壁に、木のぬくもりのある色合いが印象的になっています。また、京都市市街地景観整備条例に則して、落ち着きのある色合い、庇のある外壁デザインなどとも相まって、街の雰囲気とも調和のとれた店舗外観となっています。
林野庁木材利用課長の長野氏はこのようにコメントしています。
「マクドナルドの取り組みは、ウッド・チェンジ・ネットワークのメンバーによるウッド・チェンジの具体例であり、本件をきっかけに、業種・用途など多方面で木材利用が進み、日本の森林と地域が活性化することを期待しています」
マクドナルドは、変わりゆく社会やお客様のニーズに合わせて進化し続けてまいります。お客様の声を伺いながら、昨日より今日、今日より明日と向上し続け、“a better McDonald's”となることを目指してまいります。