京都産業大学情報理工学部の学生が、3Dプリンタやレーザーカッターをはじめとする最新のデジタル工作機器を備えた施設「ファブスペース」を活用し、受験生用学習支援グッズ「コノジ」を開発した。学生の自由なものづくり活動をサポートする「ファブスペース」での初めての製品として、学内での販売を予定している。
今回、情報理工学部の学生が「ファブスペース」を活用し、プラスチック製でコの字型をした受験生用学習支援グッズ「コノジ」を開発した。制作にあたっては、高校生に喜んでもらえるグッズをコンセプトに置き、自分たちが受験生だった頃を思い出しながら勉強に役立つグッズのアイデアを出し合った。完成した「コノジ」は、筆箱に入れることを想定した縦約7センチ、横約11センチのサイズで、ブックオープナーと暗記用シート、波線スケールの3つの機能を備える。
制作過程では、ソフトウェア上で設計した外形をレーザーカッターで切断し、暗記用シート機能向けにデザインした表面のグラフィックはUVプリンタで印字した。試作した実物を触って使用感を確かめ改善を行う「プロトタイピング」を何度も繰り返し、デジタルファブリケーションならではの素早い試行錯誤を行った。暗記用シートの機能を備えたグラフィックデザインは、プログラミング言語をモチーフにしている。製品化からパッケージデザインまで一貫して学生が制作し、4月に学内での販売を予定している。
むすんで、うみだす。 上賀茂・神山 京都産業大学
関連リンク
・情報理工学部生がファブスペースを使ってオリジナル学習支援グッズを制作!
https://www.kyoto-su.ac.jp/news/20200204_196_konoji.html
・京都産業大学 情報理工学部
https://www.kyoto-su.ac.jp/faculty/ise/
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