日本製鉄 意匠性チタンTranTixxiiⓇがアイジー工業の金属デザインパネル「Xium」(エクシウム)に採用

日本製鉄株式会社

日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)の意匠性チタンTranTixxiiⓇ(トランティクシー)が、アイジー工業株式会社(本社:山形県東根市、以下、アイジー工業)の内外装向けデザインパネル商品「Xium」(エクシウム)(*1)に採用されました。Xiumは、6月5日よりアイジー工業から発売開始しました。

アイジー工業は、金属外壁材・屋根材の製造・販売を行っており、中でも金属サイディング(*2)では国内最大手の会社です。2020年に創立50周年を迎えるにあたり、2018年4月より世界的工業デザイナーである奥山清行氏(*3)が代表をつとめるKEN OKUYAMA DESIGNとの製品共同開発プロジェクトを進めました。「金属ならではの美しさ」を追求し、突き抜けたデザイン商品を生み出すことを目指し、チタンを用いた意匠性の高い内外装向けパネル商品を開発しました。Xiumは、金属仕上げ材「ラグジュアリーパネル」という、これまでになかった全く新しいカテゴリーとして創造された商品です。今回、その素材として日本製鉄の意匠性チタンTranTixxiiⓇを採用頂きました。

日本製鉄の意匠性チタンTranTixxiiⓇは、チタン本来の持つ軽量・高強度・高耐食といった優れた素材特性を有するとともに、チタン表層に存在する酸化被膜による多彩な色彩と独自のテクスチャーによって多様な表現を可能にします。Xiumは、TranTixxiiⓇの持つ優れた素材特性と独特の質感を活かし、角度をつけたフラット面を組合せた端正な形状とし、張る向きや陽の光によって繊細な陰影や輝きが生まれ表情が変化します。その角度をつけたフラット面を組合せた形状の実現には高度なプレス加工技術が要求されましたが、世界的工業デザイナーの知見とモノづくりの融合を高いレベルで実現に導きました。これまでになかった新たな価値を備えた意匠性の高いアイジー工業のフラッグシップ商品化にTranTixxiiⓇが貢献しました。

日本製鉄は、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した製造プロセスの開発、優れた製品・サービスの提供を通じて社会の発展に貢献して参ります。

(*1)「Xium」(エクシウム)は、高級金属のチタンとアルミの2種類の素材を用いた「Xium T ITAN」と「Xium ALUMI」があり、今回、「Xium TITAN」にTranTixxiiⓇが採用されました。

(*2)金属サイディングは、柄付けされた金属板と断熱効果のある裏打材によって構成された外装材で、軽量かつ断熱性に優れた特長を持っています。

(*3)奥山清行氏は、1957年山形県生まれ。ゼネラルモーターズ社(米)、ポルシェ社(独)、ピニンファリーナ社(伊)で多くのカーデザインを手掛ける。帰国後、2007年よりKEN OKUYAMA DESIGN代表として、企業コンサルティング業務の他、新幹線をはじめ「TRAIN SUITE四季島」「サフィール踊り子」など多くの車両に加え、農業機械やインテリアなど幅広い分野の工業デザインに携わる。
KEN OKUYAMA DESIGN 公式Webサイト:http://www.kenokuyamadesign.com/

 
  
      Xium TITANの製品写真          Xium TITAN使用例

■意匠性チタン TranTixxii
TranTixxiiⓇは、独自の最先端技術によって実現した様々な色彩・色調を、チタンのもつ優れた耐食性と耐変色性によって、時を超えて持続させることができる世界初のチタンブランドです。建築分野では、住まいや建築物を守り・美しく彩る屋根・壁をはじめ、ルーバー・表札・水切り等、様々なニーズにお応えしながら機能性・意匠性・成形性を追求し ています。
ブランドサイト:https://www.nipponsteel.com/product/trantixxii/

■Xium 専用サイト:https://www.igkogyo.co.jp/lp/xium/index.html


(お問い合わせ先)
TranTixxii について
日本製鉄株式会社 総務部広報センター 菊池 TEL03-6867-2977
Xium について
アイジー工業株式会社 営業部営業企画室 竹屋・長岡 TEL0237-43-1810、FAX0237-41-1810

 

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