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神田外語大学(千葉市美浜区/学長:宮内孝久)は、10月24日(土)に第4回高校生東南アジア小論文コンテスト表彰式をオンラインで開催しました。これは、東南アジア情勢に関心のある全国の高校生が、共同通信社の記者が東南アジアで取材、執筆した記事と写真から着想したことを1,000~1,200字の小論文にまとめるものです。インドネシア、ベトナム、タイの3部門より、最優秀賞1名、優秀賞2名が選出されました。最優秀賞は、各部門トップの3作品のなかから選出され、賞状、奨学金20万円が授与されます。
神田外語大学では、同大30周年記念事業の一環として2017年に高校生東南アジア小論文コンテストを創設しました。急成長を続けるアジア、特に東南アジアについて、日本の高校生に理解を深めてもらうことを目的としています。
今年で4回目を迎える同コンテストには、北海道から沖縄まで全国の高校生から1,266作品の応募がありました。コンテスト応募者は、「インドネシア部門」「ベトナム部門」「タイ部門」に複数応募もできます。日本全体の国際化が進む中、次世代を担う高校生に対し、発展著しい東南アジアへの興味関心を抱くきっかけとなる様なコンテストを目指します。
第4回コンテストでは、タイ部門にエントリーした神奈川県立金沢総合高等学校・3年生のクムウォン勢名(くむうぉん せな)さんが最優秀賞に輝きました。優秀賞には、インドネシア部門の関東国際高等学校・3年生の猪瀬凌(いのせ りょう)さん、ベトナム部門の愛知県立中村高等学校・1年生の西岡珠希(にしおか たまき)さんの作品が選ばれました。
詳細概要は以下のとおりです。
◆「第4回高校生東南アジア小論文コンテスト表彰式」概要
【日 時】2020年10月24日(土)10:45~12:00
【開催形式】オンライン(Zoom)
【主 催】神田外語大学
【後 援】文部科学省、外務省、駐日インドネシア共和国大使館、駐日ベトナム社会主義共和国大使館、在東京タイ王国大使館、国際機関日本アセアンセンター
【協 賛】株式会社千葉銀行、イオン株式会社
【協 力】一般社団法人共同通信社
【審査委員】
神田外語大学・宮内孝久学長(審査委員長)
同大アジア言語学科ベトナム語専攻(東南アジア3言語専攻長)・春日淳教授(副審査委員長)
同大同学科ベトナム語専攻・岩井美佐紀教授
同大同学科タイ語専攻・高橋清子教授
同大同学科インドネシア語専攻・高地薫講師
【募集対象】全国の高等学校に在学中の生徒
【各賞詳細】
https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/news/112952/
◆受賞者インタビュー
●最優秀賞 タイ部門
神奈川県立金沢総合高等学校 3年 クムウォン勢名(くむうぉん せな)さん
私はタイと日本のミックスで、小さい頃からタイと深い繋がりを持っていたため、タイ部門を選びました。毎年夏休みになると遊びに行っていましたし、昨年も1年間のタイ留学を経験しました。テーマにあった「蚊帳張り」も現地で実際に見ていたので、イメージしやすかったです。他の方の小論文を聞く中で、「この国にはこういう考え方で対応をすれば、より面白い世界を作れるのではないか」といった新しい考え方を得ることができ、色々なアイデアが聞けて本当に楽しかったです。言葉が通じることは便利で、安心であると改めて感じました。これからも努力を続けていきたいと思います。
●優秀賞 インドネシア部門
関東国際高等学校 3年 猪瀬 凌(いのせ りょう)さん
通っている関東国際高校ではインドネシア語を専攻しており、インドネシアへ何度も訪れているので、その経験をこのコンテストで生かせたと思います。また、他の方の発表から、自分に足りていない考え方を学ぶことができ、大変刺激を受けました。今後ますますグローバル化が進み、他の文化と接する機会が多いと思います。文化を学ぶだけであれば言語を学ぶ必要無いと思いますが、現地の人と心を通わせ、もっと深いことを知るには言語は必須なので、これからも頑張っていきたいと思います。
●優秀賞 ベトナム部門
愛知県立中村高等学校 1年 西岡 珠希(にしおか たまき)さん
国際理解コースを専攻しており、ベトナムで短期留学をする機会がありました。その経験からベトナムについてもっと学びたいと思い、今回ベトナム部門を選びました。本コンテストを通し、ベトナムについて理解を深められただけでなく、他の方の異なる視点の小論文を聞くことで、新しい知識に触れることができました。言語学習に対する意欲も湧きましたし、別の言語や国について興味が湧き、今後の選択肢が増えたと思っています。
本学から配信されるプレスリリースはSDGsに基づいた教育環境充実の一環として、UD(ユニバーサルデザイン)フォントで作成されています。
https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/news/52433/
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人佐野学園(神田外語グループ) グループコミュニケーション部
栗城
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/