明星(めいせい)大学デザイン学部(東京都日野市)では、デザインを企画と表現の掛け算と捉え、企画力やコミュニケーション力を高め、社会のさまざまな仕事で役立つデザインのエッセンスを体験できる公開講座「デザインスクール DESC 2020」(以下「DESC」)を2020年12月5日(土)から開催します。デザイン学部の教授が講師を務める本講座(全3回)では、初のオンラインで開催します。
■公開講座「DESC」について
本講座では、「仕事にデザインの考え方や方法を取り入れたい」社会人に向けて、デザイン学部の専任教員が、分かりやすくデザインの本質や基本を伝えます。今回は、プロダクト、ファッション、映画、それぞれの分野で、どのようにデザインが生かされているのかについて考えます。
■主な参加対象者について
・自分の会社のビジネスにデザインを活かしたいと考えている経営者
・デザインの力で地域を良くしたいと考えている行政、団体の職員
・社会課題に取り組むNPOなどに所属しているデザインを活用したい人
・社会におけるデザインの役割についてあらためて考えたいデザイナー
■開催概要
【日時とテーマ】
・〈第1回〉2020年12月5日(土)14時~16時 「未来志向から広がるプロダクト」
・〈第2回〉2020年12月12日(土)14時~16時 「コスチュームからはじまるファッション」
・〈第3回〉2020年12月19日(土)14時~16時 「映画の画面構成からみる映像表現の可能性」
【場 所】 Zoom会議システムでのオンライン開催
【定 員】 各回30人(申込先着順 ※参加者には別途ご連絡いたします。)
【参加費】 無料
【主 催】 明星大学デザイン学部デザイン学科
【申込み】 申込みフォーム(
https://form.hino.meisei-u.ac.jp/design/op_lect/ )からお申し込みください。
■公開講座に関する問合せ
デザイン学部支援センター
TEL: 042-591-5230
■講座内容と講師の紹介
〈第1回〉「未来志向から広がるプロダクト」
持続可能な開発が世界的に課題になっている現在。これまでとは違うプロダクトのあり方が求められています。食、エネルギー、住む場所、暮らし方までを見据えて、製品やサービスをデザインするには、どうしたらいいのでしょうか。この講座では、社会の課題を見つめて、あるべき姿にしていくための未来志向を軸に、プロダクトデザインの可能性を考えます。
【講 師】 浅井 治彦 デザイン学部 教授
〈第2回〉「コスチュームからはじまるファッション」
多様化する社会で、ブランディングの対象が広がっています。商品、サービスはもちろん、団体、施設、地域、イベントなどにブランディングを活用することで、必要な人に共感が広がっていきます。ブランディングの本質や事例を知り、それぞれの仕事に活かすための考え方や方法を基本から学ぶ時間です。
【講 師】 田中 久隆 デザイン学部 教授
〈第3回〉「映画の画面構成からみる映像表現の可能性」
映像表現としての映画は、撮影技術や撮影機材などの発達を背景に、これまで数知れぬ人々を魅了してきました。この講座では、映画技法のひとつである画面構成に焦点をあてます。個々の画面において、どういう構図を採用し、フレーム全体を設計するかで、伝わり方は大きく変わってきます。動画の制作、活用が日常化している今日、映画の画面構成からあらためて映像表現の可能性を考えます。
【講 師】 奥村 賢 デザイン学部 教授
■企画・進行
萩原 修 デザイン学部 教授
■報道機関の方からの問い合わせ先
学長室広報チーム
担当:森田
TEL: 042-591-5670
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/