大妻女子大学・細谷夏実教授のゼミ生らが穴水町と共同で商品化につなげた「鹿波産椿オイルと茶葉のギフトセット」が、ふるさと納税の返礼品に採用--第10回いしかわエコデザイン賞2020(サービス領域)銅賞を受賞

大妻女子大学

大妻女子大学(東京都千代田区)社会情報学部環境情報学専攻・細谷夏実教授のゼミの学生が、石川県穴水町鹿波地区の鹿波椿保存会と穴水高等学校の生徒、ゼミの卒業生で穴水町の地域おこしに尽力している齋藤雅代さん(えんなか合同会社)らと共同で商品化につなげた「鹿波産椿オイルと茶葉のギフトセット」が、穴水町のふるさと納税の返礼品として採用された。  「鹿波産椿オイルと茶葉のギフトセット」は、鹿波椿保存会が里山保全の過程で発生する間伐材を利用することや、椿を活用した地域活性化等を進められないかと考えて、開発を始めたもの。  その後、大妻女子大学と穴水町の間で包括連携協定が締結されたことで「穴水町・鹿波地区椿保存プロジェクト」が発足し、学生たちの協力によって商品化が実現した。  細谷ゼミでは、商品の原料となる鹿波椿が自生する鹿波地区で現地調査をしたほか、鹿波椿の葉を手もみして椿茶にする体験や、同大の文化祭でテスト販売を行い、価格や販売方法の検証などを行ってきた。また、文化祭のほか穴水町の「雪中ジャンボかきまつり」でゼミ生が椿茶を紹介するなど、商品の広報活動にも携わっている。  さらに、プロジェクトのメンバーである同大の櫻井四郎名誉教授の研究により、鹿波椿茶には虫歯予防に効果があるとされるフッ素が、緑茶などと比較して多く含まれることが示唆され、現在、細谷ゼミの学生が引き続き卒業研究で分析を行っている。  同大では今後も、商品の成分分析や広報活動を継続的に実施していく予定。  「鹿波産椿オイルと茶葉のギフトセット」は、10月中旬からふるさと納税返礼品として発送されている。なお、返礼品には椿茶のみの「椿茶ギフトセット」も採用されたほか、鹿波産椿オイルや椿茶は都内にある石川県のアンテナショップ(中央区)でも購入ができる。  なお、「穴水町・鹿波地区椿保存プロジェクト」が手がける「焙煎 鹿波椿茶」は石川県主催の第10回いしかわエコデザイン賞2020(サービス領域)において銅賞を受賞した。穴水高校や同大との産官学連携を通じて椿自生地の保護や製茶文化の伝承、関係人口の創出・拡大といった地域課題を、「焙煎 鹿波椿茶」商品化によって解決しようとする試みが、地域の持続的発展に貢献していると評価された。 ○関連リンク ・石川県能登半島穴水町役場ホームページ「ふるさと納税記念品カタログ」  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/kikaku/nozei_catalog.html ・いしかわエコデザイン賞ホームページ  http://www.pref.ishikawa.jp/ontai/ecodesign/index.html ・大妻女子大学ホームページ 大学の取り組み 穴水町との包括連携  http://www.otsuma.ac.jp/about/intro/anamizu ▼本件に関する問い合わせ先 大妻女子大学 広報・入試センター 広報・募集グループ  住所:東京都千代田区三番町12 TEL:03-5275-6011 FAX:03-3261-8119 メール:opr@ml.otsuma.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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