日本製鉄 2020年ドバイ国際博覧会日本館へチタン製ストローを寄付
チタン製ストローは、日本製鉄の純チタンを使用し、株式会社ホリエ(新潟県燕市、代表者取締役/堀江拓尓、堀江拓生)が製造・販売しているStraler/ストラー(ストロー×マドラー)で、桐箱に入れた6本セットを200セット提供致します。
2020年ドバイ国際博覧会は、 新型コロナウイルス感染症の影響に鑑み、会期が約1年間延期され2021年10月に開催される予定です。
開催地はUAE(アラブ首長国連邦)ドバイで、テーマはConnecting Minds, Creating the Future(心をつなぎ、未来を創る)、世界192か国が出展し、 入場者は約2,500万人が想定されています。
昨今、使い終わったプラスチック製品ゴミの海洋生物へ与える影響が世界的に注目される中、使い捨てから繰り返し使用出来る商品への関心が高まっており、中でもストローは代表的なものの一つです。このたび提供させていただくチタン製ストローは、金属イオンの溶出が極めて少ないため飲み物の味や風味が殆ど変わりません。耐食性が高いため、繰り返しの洗浄でも錆びることなく、長期間衛生的に使用することが可能です。また、チタン表面は光の干渉を活かした鮮やかな色彩を持ち、塗装を必要としない相乗効果も加わり環境にも優しいユニークな商品です。
2020年ドバイ国際博覧会日本館の準備を進める、幹事省である経済産業省と参加機関の独立行政法人日本貿易振興機構に、チタンの基本特性とチタン製ストローの意義をご理解頂き、寄付という形で提供することとなりました。
独立行政法人日本貿易振興機構はチタン製ストローについて、「各国パビリオンスタッフとの交流グッズとして活用したい。万博会期中(182日間)は各国スタッフ同士様々な交流の場があり、各国を代表する品々を持ち寄る場ともなるので、日本ならではの化粧桐箱に収められたチタン製ストローは、まさに趣旨に相応しいもの」と評価を頂いています。
チタンは戦後に工業生産が始まった新しい金属で、世界的には機能性が重視された用途が主流です。その中で日本製鉄はパートナー企業の皆様と連携することで、機能性と意匠性を兼ね備えたチタン製品で日本のものづくりに貢献していきます。
今後も、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した活動(「海の豊かさを守ろう」のターゲットである「2025 年までに、海洋ごみや富栄養素化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する」)を通じて、製造プロセスの開発、優れた製品・サービスの提供等社会の発展に貢献して参ります。
▼日本館について
テーマ :"Where ideas meet"(アイディアの出会い)
ビジョン:日本は古くから出会いを大切にし、外から知恵や文化を吸収することで新しいものを生み
出し、独自の価値へと昇華させてきた。日本は未来に向け、地球的な視野で「アイディア
の出会い」を生む結節点となり、それらを融合させることで、より良い世界へ向けたアク
ションを生み出していく。
ドバイ万博日本館公式ウェブサイト:https://expo2020-dubai.go.jp/
▼ドバイ万博概要
ドバイ万博は、中東およびアフリカ地域では登録博として初めての開催となる国際博覧会です。UAE建国50周年を機に、2021年UAEのドバイにおいて開催されます。
公式サイト:https://www.expo2020dubai.com
◆お問い合わせ先
チタンストロー製品について:
株式会社ホリエ 新潟県燕市小池字上通5090 TEL:0256-66-2237
その他、プレスリリースの内容について:
日本製鉄株式会社 総務部広報センター TEL:03-6867-2977