PHR利用者アンケート、「検査結果確認」に活用が5割
PHR利用者アンケート、「検査結果確認」に活用が5割
3月12日にPHR患者向けセミナーを初開催
医療情報の一元化を推進するメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之)は、国が、今年3月に特定健診の情報をマイナポータルで閲覧できるようにするなど、人が一生涯の健康・医療情報を自ら管理できるPHR(パーソナルヘルスレコード)の仕組みの構築を本格化させるのを踏まえ、当社のPHRサービス「カルテコ」の利用者に、「PHRをどのように活用しているか」を聞いたところ、「検査結果の確認に活用している」との答えが5割となりました。「カルテコ」は、患者が医療機関を受診した際の診療記録(傷病名、血液検査などの結果、診療中に使われた薬、処方された薬、処置・手術など)や検査画像、健診結果をWeb上に保管し、パソコンやスマートフォンなどでいつでもどこでも閲覧できるPHRサービスで、当社が2015年6月にリリースし、現在、全国で約3万人が利用しています。
このアンケートは1月27日から2月8日までの13日間、「カルテコ」の利用者を対象にWebを通じて実施、回答者数は110人でした。アンケートの中で、「PHRをどのように活用しているか」を聞く質問に自由記述で答えてもらい、当社でまとめたところ、「血液検査などの結果の確認」が25.5%で最も多く、次いで「健康診断結果の確認」が12.7%、「検査画像の確認」が11.8%となり、回答者のうち5割は「検査結果の確認」に活用していることが分かりました。また、「カルテコ」の利用者はPHRを自身の病気・健康管理に生かしていることに加え、診察を受けた後に医師の説明や治療内容を再確認したり、家族やほかの医師に情報共有したりするために活用していることが分かりました。
■初の患者向けセミナー開催
当社は3月12日、「カルテコ」の利用者がPHRを実際にどのように使っているのかなどを紹介する無料のWebセミナーを開催します。今後のPHR関連の取材にぜひお役立てください。
【開催概要】
■日時 :2021年3月12日(金)12:10-12:40
■内容 :▼基調講演「新・医者にかかる10箇条」
認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML(コムル)
理事長 山口 育子 氏
▼「いきいき体操」
社会医療法人社団慈生会等潤病院 リハビリテーション部門
▼PHR活用事例 「わたしとカルテコ」 紹介
■対象 :PHRサービス「カルテコ」の利用者、病院関係者、報道関係者
■視聴申込:報道関係の方はこちらからお申し込みください
https://forms.gle/pnN2Tjzjw6HhBftn6
■視聴方法:Web ※接続方法の詳細は別途ご案内差し上げます。