日本製鉄グループ タイNS-SUS社がTPM活動の最高賞「ワールドクラス賞」を受賞 ~タイ鉄鋼企業で初めて最高賞を受賞~ 

日本製鉄株式会社

日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)の連結子会社であるタイの冷延・めっき鋼板メーカーNS-Siam United Steel Co., Ltd.(以下、NS-SUS社 社長:原田 活)は、2020年度の日本プラントメンテナンス協会(JIPM)が提唱するTPM活動※1(Total Productive Maintenance / Management)の「ワールドクラス賞」を受賞しました。今回受賞したワールドクラス賞は、5段階ある賞の最高賞で、タイ鉄鋼企業として初受賞となります。過去には2008年度優秀賞カテゴリーA(上から5番目)、2010年度優秀継続賞(上から4番目)、2012年度特別賞(上から3番目)、2017年度アドバンスト特別賞(上から2番目)を受賞しています。

NS-SUS社におけるTPM活動は、同社の前身であるSiam United Steel (1995) Co., Ltd. にて2005年に開始し、自主保全の推進・計画保全のレベルアップ・マネジメントレベルの向上などに、全社・全員参加で取り組んでまいりました。2012年からはTPM活動にトヨタ生産管理方式(TPS)を融合した活動による徹底的なロス改善と生産効率改善を図ってまいりました。更に2018年からは、これまでの活動に加えて、製販活動の一層の強化やIndustry 4.0技術の積極的な導入など新たな取り組みを加えて、持続的な成長が出来る企業体質の構築に取り組んでまいりました。

今後は、世界トップクラスの企業体質を維持すべく、従業員・管理職一体となって日々の改善に取り組んでまいります。

※1 TPM(Total Productive Maintenance/ Management)活動は、(社)日本プラントメンテナンス協会(JIPM)が開発したプログラムで、あらゆる部門にわたって「トップから現場第一線の従業員まで」、全員参加により全社的な管理を展開し、「災害ゼロ、不良ゼロ、故障ゼロ」を目標に生産システムの効率化を極限まで追求する企業体質づくりを目標とするものです。

<NS-SUS の概要>
(1)社名    : NS-Siam United Steel Co. Ltd.(略称NS-SUS)
(2)本社所在地 : 本社工場:ラヨン県マプタプット
           支店:バンコク市バンナ
(3)事業内容  : 冷延鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板の製造、販売
(4)資本金   : 130億バーツ(約440億円)
(5)株主構成  : 日本製鉄株式会社80.2%、三井物産株式会社6.2%、
           株式会社メタルワン5.0%、住友商事株式会社3.5%、
           日鉄物産株式会社0.3%、Thai Tinplate Mfg. Co. Ltd. 4.8%
(6)生産能力  : 冷延100万トン/年、溶融亜鉛めっき36万トン/年
(7)従業員数  : 約1,080名

日本製鉄グループは、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した活動(「つくる責任 つかう責任」)を通じて、これからも社会の発展に貢献していきます。


(お問い合わせ先) 広報センター TEL:03-6867-2146、2135、2977、3419
以 上

 

その他のリリース

話題のリリース

機能と特徴

お知らせ