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このたび関西大学では、大手書店「丸善雄松堂」ならびに「紀伊國屋書店」と本学学長による『新入生に贈る100冊』を選定しました。2021年4月の新入生約7,000人に案内し、読書の重要性を呼びかけます。本取組みは、「若者の読書離れに歯止めをかけたい」という想いから始まった、4年目を迎える読書啓発企画です。
【本件のポイント】
・関大学長・丸善雄松堂・紀伊國屋書店が選んだ「オススメ図書100冊」を新入生に届ける読書啓発企画
・企画開始4年目となる2021年度は、''あなたへの一冊'' を提案してくれる「読書お助けアプリ」も登場
・コロナ禍の「巣ごもり」で、2020年度の電子書籍アクセス数は2.5倍増(2019年度比)
■ 2021年の「100選」はオンライン展開。''あなただけのお薦め図書''を提示してくれる読書お助け機能が新登場
100冊の図書は、保護者からのプレゼントとして教育後援会が購入し、4キャンパスの図書館に配架します。うち約9割は電子書籍として読むことが可能です。今回は冊子にせず、オンライン展開で新入生に案内しますが、新たに読書お助けアプリ「KANDAI BOOK LUCK!」を搭載。これは丸善雄松堂とIT教育教材メーカーの株式会社スクーミーが開発した本学学生専用の読書アプリです。「SDGs」や「AI」、「ダイバーシティ」、「本嫌い」といったカテゴリ分類には、「ぴえん」「エモい」「ワンチャン」といった若者が使う流行り言葉も。その時の気分に合わせて、気になるカテゴリを選択すると、ランダムでお薦めの1冊が提示される、という仕組みです。なお、日本の大学では初めての試みとなります。
■ コロナ禍による「巣ごもり」で、学生の読書傾向の高まりを示すデータも
2020年度の「図書100選」では、コロナ禍で自宅にいる時間が増加した等の背景もあり、電子書籍へのアクセス数が昨年比約2.5倍の12,776件に増加しました。なかでも、アクセス数の多かった3冊〔○『10代のうちに知っておきたい折れない心の作り方』(水島広子著、紀伊國屋書店、926アクセス)、○『10代のための疲れた心がラクになる本』(長沼睦雄著、誠文堂新光社、522アクセス)、○『学生時代にやらなくてもよい20のこと』(朝井 リョウ著、文藝春秋社、512アクセス)〕は、想定外のキャンパスライフをスタートさせた入生の心理を暗示しているとも読み取れます。そのほか、食に関する書籍へのアクセスも高い傾向が見られました。
■ 『新入生に贈る100冊』の概要
○ 大手書店「丸善雄松堂」「紀伊國屋書店」と前田裕学長がコラボ
○ 100冊の内訳は、〔前田学長推薦本〕20冊、〔大手書店推薦本〕各40冊
○ いまどき若者キーワードを駆使した読書のお助けアプリも搭載
○ 新入生に関心を持ってもらえるよう、教職員がオリジナル書評を作成
○ 開始4年目を迎える読書啓発企画
▼「新入生に贈る100冊」(2021年度版)特設サイト
https://opac.lib.kansai-u.ac.jp/?page_id=51378
▼ 読書お助けアプリ「KANDAI BOOK LUCK」
https://app.schoomy.com/kandaibookluck/
※上記特設サイトおよびアプリの利用開始は4/1~を予定
▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
https://www.kansai-u.ac.jp/ja/assets/pdf/about/pr/press_release/2020/No72.pdf
▼メディア関連の方▼
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▼本件に関する問い合わせ先
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/