京都産業大学は、大学における租税法および税理士制度に関する教育・研究活動、ならびに次世代を担う税理士の輩出・育成を目的として近畿税理士会と覚書を締結し、2021年度春学期に寄附講座を開設した。
昨今、税理士の業務は企業経営へのアドバイス、弁護士など他分野の専門家との連携、国際税務など、多岐にわたり広い視野と知識、そして常に学ぶ姿勢が必要とされている。
京都産業大学では、新時代の税理士へのニーズを汲み、大学院に「ジョイント・プログラム（税務エキスパート）※」を設置するなど、学生の税理士資格の取得を支援している。
このたび、租税法および税理士制度に関する教育・研究活動、ならびに次世代を担う税理士の輩出・育成を目的とし、2021年3月4日に近畿税理士会と覚書を締結。2021年度春学期より、法学部の専門教育科目として寄附講座を開設した。
授業では、経験豊富な税理士15人がリレー講義で講師を務め、具体的な出来事や事例を素材として、現代社会の中で税法がどのような働きをしているのか、どのような問題を有しているのか、あるいは税法や税制のあり方についての解説などを通じて、これからのあるべき税法や税制を学生が現役税理士と共に考える。
税務に関する実践的な学びを通して、リーガルマインドを備えた次世代を担う税理士の輩出・育成を目指す。
むすんで、うみだす。 上賀茂・神山 京都産業大学
※ジョイント・プログラム（税務エキスパート）
京都産業大学大学院マネジメント研究科と法学研究科法律学専攻の連携による税理士資格取得支援プログラム。入学試験で優秀な成績を修めた上で高い税務の知識を修得すれば、最短3年で2つの学位を取得可能。
さらに、税理士試験で3科目（会計学1科目・税法2科目）の免除申請も可能。
■関連リンク
・近畿税理士会と寄附講座開設に関する覚書を締結 次世代を担う税理士の輩出・育成のための寄附講座がスタート
https://www.kyoto-su.ac.jp/news/2021_release/20210414_345_release_ka01.html
・法学部 次世代を担う税理士の輩出・育成のための寄附講座がスタート～近畿税理士会 寄附講座～
https://www.kyoto-su.ac.jp/news/2021_ju/20210430_140_inter.html
・京都産業大学 大学院 ジョイント・プログラム（税務エキスパート）
https://www.kyoto-su.ac.jp/graduateschool/joint.html
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