日本製鉄 仏Schneider Electric社より「イノベーション・アワード2021」を受賞
~方向性電磁鋼板(オリエントコアハイビー・レーザーⓇ)~
日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)は、このたび方向性電磁鋼板の技術先進性について、仏Schneider Electric社(以下シュナイタ゛ー社)より「イノベーション・アワード2021」を受賞しました。この賞は、シュナイダー社が毎年150社以上のサプライヤーを招いて開催するSupplier Dayにて、9 つの分野において優れたサプライヤーを各1社表彰するもので、日本製鉄はそのイノベーション部門で最優秀サプライヤーとして受賞したものです。日本製鉄の方向性電磁鋼板は、シュナイダー社の戦略商品である配電用変圧器に使用されており、変圧器の低損失化(変圧時の電気ロスを小さくすること=省エネ・高効率・CO2 排出減)、低騒音化など、仏シュナイダー社の製品競争力強化への貢献が高く評価されました。
日本製鉄は、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目
標」(SDGs)にも合致した活動(「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」)を通じて、これからも社会の発展に貢献していきます。
(参考)電磁鋼板
鉄は電気を磁力に、磁力を電気に変える性質を持っています。電磁鋼板は、この性質に改良を加えて、より優れた磁気特性を持つ鋼板であり、電気を“おくる”(送電)、電気で“動かす”(駆動)等の、私たちの日常活動に、欠かす事の出来ない機能性材料です。方向性電磁鋼板は、結晶方位が一方向に揃い、一方向に特に優れた磁気特性を持つ電磁鋼板です。日本製鉄のオリエントコアハイビー・レーザーⓇは、送電ロスや騒音の少ない高機能変圧器の鉄心材料として、全世界で広く使われています。
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