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金沢工業大学 SDGs推進センターは、SDGsに関する正しい理解の普及を目的とした書籍『10歳からの図解でわかるSDGs 「17の目標」と「自分にできること」がわかる本』を6月25日(金)にメイツ出版より出版しました。金沢工業大学が行ってきたSDGs学習支援で繋がった小中高生と連携した内容となっており、SDGsに関する基礎知識が図解でわかりやすく掲載されています。
書籍名:10歳からの図解でわかるSDGs 「17の目標」と「自分にできること」がわかる本
著者:金沢工業大学 SDGs推進センター長 平本督太郎准教授
発行者:株式会社メイツユニバーサルコンテンツ(メイツ出版)
発行日:2021年6月25日
価格:1,810円(税別)
※この書籍の売上の一部は金沢工業大学を通じて、全国の若者のSDGs活動支援に活用されます。
金沢工業大学は、SDGs達成の担い手を育成する教育(SDGsイノベーション教育)が高く評価され、第1回ジャパンSDGsアワード官房長官賞を受賞しています。全学的にSDGs達成に貢献する教育研究を推進しており、学内にSDGs推進センターを設置するとともに、SDGsを学ぶためのゲーミフィケーション教材の開発、地元自治体と連携したSDGs達成の取り組みなどを進めています。
また、金沢工業大学ではこれまで、全国の小学校・中学校・高校での新たな学習指導要領に沿ったSDGsイノベーション教育の普及・促進に向けた支援を行ってきました。2020年には、金沢工業大学の学生団体SDGs Global Youth Innovatorsが、新型コロナウイルスの影響で休校中の小中高生を対象に、オンラインでSDGs学習支援を提供いたしました。SDGs学習支援は3回行われ、SDGsに関する個別面談・講義やTHE SDGs Action cardgame「X(クロス)」を使ったワークショップ、イノベーション創出方法までを無償提供し、最終発表会では、参加した小中高生が実践してきたSDGsアクションを発表・共有しました。
出版する『10歳からの図解でわかるSDGs』には、このSDGs学習支援の受賞者の事例が、「やってみようSDGsアクション」のケースとして収められているほか、学習支援を通した小中高生との交流・連携・学びが大きく活かされています。
SDGsを達成した先に、どのような未来が待っているのか? 理想の未来を実現するために、まずは何から行動すればよいのか? SDGsに取り組むことで、どのように自分を成長させることができるのか? そうした疑問に答える書籍になっています。
構成としては、「SDGsって何ですか?」から始まり、17のゴールの解説、中学生・奨学生・企業・地域のSDGsアクションの事例紹介、SDGsに取り組むことで身につく力までをカバーしています。平易な表現・文章で書かれており、10歳以上の子どもたちのみならず、SDGsについて学びたい方の入門書として活用いただけます。ぜひご一読ください。
金沢工業大学では、今後も日本一のSDGs教育推進大学として、教育・地域経営・ビジネスの3つを重点領域としハブ機能を高めていくことで、日本中・世界中にSDGs教育を広め、SDGsの達成に貢献していきます。
◆◇◆ 『10歳からの図解でわかるSDGs』 主な目次 ◆◇◆
☆第1章 SDGsって何ですか
* SDGsって何だろう?
* 「サステナブル」ってどういうこと?
* SDGsが達成できないとどうなるの?
* 2030年まであまりないけどだいじょうぶなの?
* SDGsって私たちに関係あるの?
* 私たちにできることってあるの
・・・など
☆第2章 SDGsの17のゴール
* 貧困をなくそう
* すべての人に健康と福祉を
* ジェンダー平等を実現しよう
* 働きがいも経済成長も
* 住み続けられるまちづくりを
* 気候変動に具体的な対策を
・・・など
☆第3章 やってみようSDGsアクション
[中学生の発表] 金継ぎによる食器の修復と、その普及に向けたアクション
[小学生の発表] おうちでも節水大作戦!
[企業] 自動車リサイクルを世界に展開、循環型社会の実現に取り組む
[地域] 豊かな森の資源を活用し、みんなが豊かに暮らせる持続可能な地域社会の実現
・・・など
☆第4章 SDGsに取り組むことで身につく力
* 大人だけではSDGsは達成できません! 子どもや若者の力が必要不可欠です
* SDGsの基本となる3つの考え方
≪身につく力≫
* バックキャスティング思考力
* システム思考力
* 現状に異議を唱える力
≪発表のヒント≫
* どんな話しもわかりやすくなる「基本形」
* 最初に「3つのことを話します」と宣言
* 「なぜ」から先に述べる
・・・など
SDGsとは
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、国連に加盟する世界193か国が合意した17の目標、169のターゲットのことです。貧困等の途上国を中心とした社会課題の解決のみならず、気候変動等の先進国・途上国共通の社会課題の解決について、2030年までに達成すべき目標が設定されており、達成するためには政府・国際機関・民間企業・NGO・学術機関・市民等、様々なステークホルダーのパートナーシップが必要となります。
▼本件に関する問い合わせ先
金沢工業大学 広報課
住所:石川県野々市市扇が丘7-1
TEL:076-246-4784
FAX:076-248-7318
メール:koho@kanazawa-it.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/