関西大学社会学部のメディア制作実習B(春学期開講:フォトグラフィクラス/担当:溝口佑爾 准教授、別所隆弘 講師)では、受講学生16人がカメラレンタルの「GooPass」を活用した実践型授業に取り組み、最新機種のカメラと過ごした日常の体験レビューを作成した。完成度の高かったレビューは、「GooPass MAGAZINE」に掲載されている(その他のレビューも本学公式Instagramにて公開予定)。
【本件のポイント】
・カメラレンタルのサブスク「GooPass」と連携した実践的科目「メディア制作実習」での取組み
・写真撮影技術の習得を通じて、近代的な知覚変容、情報化による視覚の再変容を学ぶ
・学生が作成したレンタル体験のレビューは、「GooPass」公式サイト上に掲載されている
千里山キャンパスのとある一室で、最新機種の高級カメラを鞄に忍ばせる学生たちが教壇に立つ講師の言葉に耳を傾ける。「SDカード忘れても、ユーモアは忘れるな」、「リスクは回避しろ。でも回避しすぎるな」。これは同実習におけるレビュー作成のための文章レッスンの1シーンである。同授業は、カメラレンタルのサブスク事業を展開するカメラブ株式会社との連携による実践型講座だ。学生には、実生活ではなかなか手の届かない最新機種のカメラと過ごす日常の体験をレビューすることが課題として与えられている。
学生らは1カ月間、各人が設定したテーマに基づき写真を撮影し、カメラ技術を学びながらレンタル体験のレビューを書くことを通じて、社会で必要とされる実践的な文章力を磨く。作成したレビューは、単なる授業内の成績評価に終わらず、プロの目から高い評価を得たものは「GooPass」公式サイトにも掲載されるという仕組みだ。''カメラ''ではなく''社会学''を学ぶ4年制大学ならではの方法で、社会学の古典的な題材である一方で現代の先端的な題材でもある''写真''を通じ、実社会をフィールドとした学びを展開している。
▼「GooPass MAGAZINE」
https://goopass.jp/magazine/kansai-u/
(授業を担当する社会学部・溝口佑爾准教授のコメント)
カメラ業界を大きな地殻変動が包み込む中で、スマートフォン内臓のカメラにしか触ったことがなかった大学生に最新鋭の撮影機材を宛てがう。そんな夢をカメラブ株式会社が叶えてくれました。ソーシャルメディアに慣れ親しみヴィジュアルコミュニケーションに長けた若者たちは、自分自身の視覚体験を解体し再構成する、長くも凝縮された旅路の果てに『自分』と出会います。彼らが作り出す新たな文化の萌芽をぜひご覧ください。
▼本件の詳細▼
・関西大学プレスリリース
https://www.kansai-u.ac.jp/ja/assets/pdf/about/pr/press_release/2021/No22.pdf
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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