摩訶不思議な姿で人気の“珍奇植物”こと
ビザールプランツを数多く扱う園芸店「植木屋GREENPLAZA21」
店主の名越正寿さんは珍しい植物を育てています
“植物愛好家が最後に辿り着く場所”といわれるこのお店!
人気の秘訣は名越さんの親身な接客に加え
独自のセンスで植物をスタイリングする“仕立て”
「”植物を育てる人”を育てるのが使命」という名越さん
子どもを対象にしたワークショップで植物を育てる楽しさを伝えます!
京都府南部の相楽郡精華町にある「植木屋GREENPLAZA21」は、摩訶不思議な姿で人気の“珍奇植物”、いわゆるビザールプランツを数多く扱う園芸店。珍しい植物が揃うことでは関西屈指のお店で、店主の名越正寿さんが様々な植物を育てています。
現在、園芸界のニュートレンドとして人気の珍奇植物。なかでも、大人気の「グラキリス」はマダガスカル産の塊根植物で、ボール状の幹から細い枝が分かれ、先端に葉がつくユニークなルックス。「ビカクシダ」は樹木や岩などに付着して成長する独特な容姿が特徴で、垂れ下がる葉の様子を“羽ばたくコウモリ”に例え、「コウモリラン」とも呼ばれています。珍しい植物をはじめ、状態の良い元気な植物を数多く揃える名越さんの園芸店。全国の愛好家が目当ての植物を求めて“最後に辿り着く店”ともいわれています。
お店の人気の秘訣は珍しい植物だけでなく、名越さんの親身な接客もそのひとつ。植物を通したコミュニケーションを“ボタニケ―ション”と呼び、大切にしています。さらに、独自のセンスで植物をスタイリングする“仕立て”も評判。グラキリスをオリジナルの植木鉢に植え替え、石や流木をアレンジして、スタイリング。愛情をたっぷり注いで提供しています。
園芸店の息子として生まれ、父親の引退を機に二代目としてお店を継いだ名越さん。「植物を売りっぱなしにはしたくない」と、意気投合したお客さんの自宅を訪ね、メンテナンスをすることも。また、これまでの交流で園芸店同士のネットワークを広げ、協力し合うようになりました。
「植物を育てる人を育てるのが使命」と考える名越さん。小学校低学年を対象にしたワークショップを大阪の百貨店で開催します。どんな方法で植物を育てる楽しさを伝えるのでしょうか。
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