獨協大学図書館(埼玉県草加市)は10月5日(水)、株式会社読書人(東京都千代田区)と公益財団法人日本財団(東京都港区)の共同事業「読書人カレッジ」を初開催する。これは、同館の蔵書100万冊を記念して行われるもの。学生・教職員に向けて図書館の魅力を発信し、利用促進につなげることを目的としている。当日は、ジャーナリストの増田ユリヤ氏が講師を務め、移民問題や新型コロナウイルス感染症の影響を受けての世界の状況などについて講演する予定。対象は同大の学生、教職員のみ。
「読書人カレッジ」とは、書評専門紙『週刊読書人』を発行する株式会社読書人と公益財団法人日本財団が次世代を担う若者の「読書文化」を育んでいくために共同で始めた取り組み。『週刊読書人』に執筆する作家や研究者を講師とし、学生に読書の楽しさや大切さを伝える企画講演である。
獨協大学では今回が初開催。当日はジャーナリストの増田ユリヤ氏が著書『揺れる移民大国フランス』『世界を救うmRNAワクチンの開発者カタリン・カリコ』などを中心に、世界情勢について講演する。概要は以下の通り。
◆読書人カレッジ
【日 時】2022年10月5日(水)15:30~17:00
【会 場】獨協大学W-102教室
【方 法】対面
【対 象】獨協大学の学生、教職員
【講 師】増田ユリヤ氏(ジャーナリスト)
1964年、神奈川県生まれ。國學院大學卒業。高校の社会科講師、NHKリポーターなどを経て、取材執筆活動を続ける。現在、レギュラーコメンテーターとして、テレビ朝日系列「大下容子 ワイド!スクランブル」に出演。同番組で、池上彰氏と国際ニュースの解説を担当している。テレビ朝日放送番組審議会委員。著書に『教育立国フィンランド流教師の育て方』(岩波書店)、『揺れる移民大国フランス』(ポプラ新書)など。近著は『世界を救うmRNAワクチンの開発者カタリン・カリコ』(ポプラ新書)ほか。
【読書人カレッジ 2021年度実績】
・共立女子大学(ジャーナリストの田原総一朗氏)
・上智大学(作家の温又柔氏)
・桃山学院大学(書評家の長瀬海氏)
・明治大学(作家の小林エリカ氏、木村友祐氏、ノンフィクション作家の佐々涼子氏、文化人類学者の奥野克巳氏)
・城西大学(社会学者の宮台真司氏) など
・獨協大学図書館HP
https://www.dokkyo.ac.jp/library/
▼本件に関する問い合わせ先
獨協大学図書館
住所:埼玉県草加市学園町1-1
TEL:048-946-1780
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