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関西圏において地域に根差した活動を推進し、地域に貢献するハブ拠点となるための事業をさらに強化
【本件のポイント】
・龍谷大学 Ryukoku Extension Center(REC)が、経済産業省「第4回 地域オープンイノベーション拠点選抜制度」で地域貢献型に選抜
・RECは、1991年以降、全国に先駆けて、地域の人々へ学びの場を提供する生涯学習事業と、中小企業やベンチャー企業の技術・研究開発を支援する産学連携事業の拠点として活動しており、「地域に根差した活動により、地域に貢献するハブ拠点として評価できる」として選抜
【本件の概要】
この度、龍谷大学 Ryukoku Extension Center(REC)が、経済産業省「第4回 地域オープンイノベーション拠点選抜制度」で地域貢献型に選抜されました。「 地域オープンイノベーション拠点選抜制度」は、大学等を中心とした地域イノベーション拠点の中で、企業ネットワークのハブとして活躍している産学連携拠点を評価・選抜することにより、信用力を高めるとともに支援を集中させ、トップ層の引き上げを促すことを目的としています。
龍谷大学は、1991年に全国に先駆けて、地域の人々への学びの場を提供する生涯学習事業と、中小企業やベンチャー企業の技術・研究開発を支援する産学連携事業の拠点としてRECを開設しました。
理工学部(現:先端理工学部)を設置した滋賀県大津市の瀬田キャンパスにあるREC滋賀は、滋賀県を中心に京都府、大阪府、兵庫県、奈良県という関西圏の企業と産学連携を推進してきました。特に、滋賀県は県内総生産の約45%が製造業という工業県であり、関西圏に本社がある企業の開発拠点や工場があるとともに、県内企業の顧客も関西圏に多くあるという地域の特徴を踏まえ、産学連携事業の拠点として活動を続けてきました。産学連携事業推進のための施設「RECホール」には、実験室タイプ13室、オフィスタイプ12室の「レンタルラボ」を設置し、REC開設当初から地域の中小企業に対して技術開発の環境を提供しています。
また、2015年には瀬田キャンパスに農学部を設置し、滋賀県が掲げる「滋賀県低炭素社会づくり推進計画」の環境にやさしい地域づくりに対して、「食」を担う農作物の生産と加工の領域における栽培管理や加工過程のDX化、農耕地からの温暖化ガス排出や炭素貯留の数値化に取り組んでいます。デジタルデータを取得、活用することでこれらの栽培管理手法や農耕地保全技術を進化させ、さらにはそこで得られた農作物の加工販売による6次産業化の可能性を示すとともに、食と農に関わる領域における脱炭素社会の実現に向けた技術の明示化を目指しています。
今般、RECの取り組みについては、「地域に根差した活動により、地域に貢献するハブ拠点として評価できる」として選抜されました。龍谷大学は、今後も、経済産業省による伴走支援を受けながら、関西圏において「地域に根差した活動」を推進し、「地域に貢献するハブ拠点」となるための事業を強化していきます。
RECのホームページはこちら
https://rec.seta.ryukoku.ac.jp/index.php
お問い合わせ先:
龍谷大学龍谷エクステンションセンター(REC)担当:内藤・星尾
[Tel] 077-543-7743 [E-Mail] rec@ad.ryukoku.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/