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「サイエンスアゴラ」は、科学と社会の関係をより深めるため、小中高生から科学者、メディア、産業界、政策決定者など多様な人たちが情報共有と対話を行う科学技術振興機構主催の大規模なオープンフォーラムです。2006年から毎年11月に開催され、対話型の展示やワークショップなど多様な企画が実施されてきました。3年ぶりの実地開催となった今年、本学公認サークルのiGEM TOYAKUがブース出展に応募し、見事90ブースの1つとして企画が採択されました。
iGEM TOYAKUの企画は、「ゴジラバクテリアプロジェクト」です。
「ゴジラバクテリア」は、iGEM TOYAKU代表の猪野毛 朝飛さんが発案したバクテリアで、放射線を吸収してエネルギーとして利用しながら増殖します。iGEM TOYAKUでは、現在、1年生から4年生まで15名のメンバーが「ゴジラバクテリア」の作成に取り組んでいます。幹細胞や微生物など、メンバーの専門知識や強みを活かして、研究班、企画班、広報班、渉外班に分かれて活動しています。SNSを活用して海外の研究者や他大学のiGEMとのコラボレーションも進めています。
今回、発想とバクテリアの名前のユニークさが評価され、サイエンスアゴラ2022に採択されたiGEM TOYAKU。
11月初旬の出展に向けて、年齢もバックグラウンドも異なる来場者や研究者の方に楽しんでもらえるよう、展示内容や配付資料、SNSを使ったプロモーションの準備をしています。
■「ゴジラバクテリア」を発案した猪野毛 朝飛さん(iGEM TOYAKU 代表)
「このたび、サイエンスアゴラ2022に出展させていただけることを誠に光栄に思います。
私たちのブースでは、ディスカッションを交えたポスターセッションを行います。
目標である『ゴジラバクテリアの作成』に向けて、来場者と熱い議論を重ねたいと考えています。多くの方のご来場をお待ちしております」
iGEM TOYAKUは、11月5日・6日の2日間、テレコムセンタービル4階で展示を行います。同じフロアには、モデルナ・ジャパン、北海道大学、日本海洋学会教育問題研究会など合計26ブースの出展が予定され、周囲の研究者も巻き込んだ活発な議論が期待されます。
【用語解説】
○iGEM(International Genetically Engineered Machine Competition)...学生による「合成生物学」の国際大会のことです。国際大会に出場するためには、研究テーマの斬新さや具体性のみならず、国内外を含めた他大学とのコラボレーションやプロモーション活動、研究費用の調達など、研究面と運営面での実績が求められます。
○「合成生物学」...生命の本質を理解することや有用生物を構築することを目的に、ゲノムを再構築して天然には存在しない生物を人工的に作り出す学問です。そのため、iGEMは「生物学的なロボコン」と呼ばれることもあります。
○iGEM TOYAKUのホームページ
https://igemtoyaku.wixsite.com/igem-toyaku
○サイエンスアゴラ2022のホームページ
https://igemtoyaku.wixsite.com/igem-toyaku
▼本件に関する問い合わせ先
総務部 広報課
住所:東京都八王子市堀之内1432-1
TEL:0426766711
FAX:042-676-1633
メール:kouhouka@toyaku.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/