デロイト トーマツ、山形県白鷹町の山林に植林を実施
社内のエシックス(倫理)に関する対話促進の取組み(エシトーク)を植林へと繋げる
デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区、グループCEO:木村研一、以下 デロイト トーマツ)は、エシックス(倫理)に関する社内の対話を促進し、そのインパクトを植林として示す取組みの一環として、10月22日に山形県白鷹町にて植樹祭を実施しました。一般財団法人デロイト トーマツ ウェルビーイング財団(東京都千代田区、代表理事:吉川玄徳)の協力を得て、同町の森林・林業再生協議会に苗木代及びこれに係る維持費を寄付すると共にボード議長を始めとする代表団による植林を行いました。本取組みはデロイト トーマツの社内におけるエシックスに関する対話促進を植林へと繋げ、就労環境と共に森林資源環境も高めることを目的に実施しました。「エシトーク」と名付け、デロイト トーマツの共通の価値観(Shared Values)で掲げる5つのテーマそれぞれに関する対話の例を社内に共有し、実際に対話を行った際に申告を受けました。5週間に亘る本取組みは、対話の申告数に応じて樹木が大きくなるイラストを示し社内の関心を継続しながら、最終的に約3400件の対話申告数を獲得しました。これを受けて、デロイト トーマツは将来的に同数の3400本程度を植林するに十分な面積の土地(約2ヘクタールの土地、サッカー場約3面相当)での植林を進めることとし、今回、その一部の数百本について、白鷹町、おきたま林業株式会社をはじめとする地域林業復興に関わる多くの方々の支援を受け実行しました。
山形県白鷹町は、長きにわたり停滞していた林業生産活動を、佐藤誠七町長のリーダーシップのもとに自立的に循環する形に再構築していく取り組みを推進しています。この背景には、平成25、26年の豪雨災害を受け、保全の観点から森林に目を向け、木材産業の再構築や木材利用、木育、森林学習と川上から川下まで総合的に森林・林業・木材産業の活性化を図ってきた歴史があります。このような活動のさらなる推進への貢献をデロイト トーマツは願っており、その想いを受け入れていただいたことで、今回の植林に関する寄付が成立しました。
デロイト トーマツでは所属する社員・職員が共通の価値観を基盤にしながら、安心・安全な職場環境を確立し、一人ひとりが生き生きと価値創造することを促進しています。そのための根幹となるエシックスの文化を樹木に例えており、目に見える地表部分を大きく茂らすには、太い幹とそれを支える根を地表以上に張らなければならないと考えています。また、エシックスを一人ひとりのメンバーが自分の事として捉えるよう、本取組み以外にも共通の価値観を体現するメンバーへの表彰制度の導入や、役員層(パートナー)による「行動変革宣言」を発信するなどさまざまな取組みを行っています。