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甲南女子大学(神戸市東灘区)は、「実用的な語学や文学」「時代を反映した身近な話題」などをテーマに、幅広い世代の方々に楽しく学んでいただける有料公開講座「エンジョイ・ラーニング」を開講しています。2年目となる今年度のテーマは、「宝塚歌劇から学ぶ 危機を乗り越える方法」です。2024年に創立110周年を迎える宝塚歌劇団と同じ阪神間で100年以上の歴史を歩み、全国初の「大学の正課授業で宝塚歌劇が学べる」甲南女子ならではの取り組みです。講座は、2023年2月14日(火)から全4回にわたって開講します。講師は、元タカラジェンヌをはじめ、プロデューサー、評論家など「宝塚歌劇の魅力を届けるプロ」が務めます。
【本件のポイント】
・2007年4月に全国で初めて「宝塚歌劇について学べる授業」を正課として導入した甲南女子大学が主催。阪神間ならではの地域性を生かした公開講座を実施する。
・宝塚歌劇に所縁が深い講師陣を招聘。元タカラジェンヌ(娘役・男役)、元宝塚歌劇団プロデューサー、取材歴半世紀の宝塚歌劇評論家が登壇する。
・来る宝塚歌劇団創立110周年に着目。戦争・震災・コロナ禍などの歩みに焦点を当てながら、苦難・転機の向き合い方からタカラヅカの魅力を伝える。
【本件の内容】
宝塚歌劇は110年を数える歩みの中で、太平洋戦争、阪神・淡路大震災、東日本大震災など、幾度もの危機を乗り越え、コロナ禍の現在も観客に夢を与え続けています。
全4回の講座では、宝塚歌劇の取材歴50年を迎える薮下 哲司氏(映画・演劇評論家、元 甲南女子大学 非常勤講師)から宝塚歌劇の歴史を学ぶほか、さまざまな転機に向き合い、壁を乗り越えてきた甲南女子中学校・高等学校卒業生の藤咲 えり氏(元 宝塚歌劇団 宙組娘役、甲南女子大学 非常勤講師)、鳳 真由氏(元 宝塚歌劇団 花組男役)、また、元 宝塚歌劇団プロデューサーで、2011年の東日本大震災の際に東京宝塚劇場支配人務めていた久保 孝満氏をお迎えして、それぞれどのように危機を乗り越えてきたかをお聞きします。各回の司会・聞き手は、甲南女子大学 文学部 メディア表現学科 教授の増田 のぞみ(専門分野:メディア文化論、マンガ研究)が務め、受講者の皆さんとともに、危機を乗り越える方法や宝塚歌劇の魅力について学びます。
本講座「エンジョイ・ラーニング」は、甲南女子の知的資源を幅広い世代の方々に触れていただくことを目的にした公開講座の一つです。「実用的な語学や文学」「時代を反映した身近な話題」を題材に、講座テーマに精通するプレミアムなゲストを講師に迎え、有料講座としてお届けしています。受講料は各回2,000円(講座資料、傷害保険料、消費税を含む)です。講座名称に通ずるように、「楽しい学びを楽しく学ぶ」をコンセプトに企画を検討しているほか、ライフスタイルにあわせて、時間や場所を問わず学ぶことができるひと時を提供できるように、受講者の方はアーカイブ配信(期間限定)もお楽しみいただけます。さらに、甲南女子ならではのオリジナルグッズがあたる抽選を企画するなど、ワクワク感を醸成する''ひと工夫''も受講者の方々に好評です。
■ 開催概要 ■
有料公開講座 エンジョイ・ラーニング
「宝塚歌劇から学ぶ 危機を乗り越える方法」
<第1回> 華麗なる舞台の裏側で
・日時:2023年2月14日(火)13:00~14:30
・講師:薮下 哲司 氏(映画・演劇評論家、元 甲南女子大学 非常勤講師)
(内容)
宝塚歌劇は、2度にわたる世界大戦や阪神・淡路大震災、東日本大震災など数々の困難を乗り越えて発展してきました。宝塚歌劇の取材歴50年を超える講師とともに、宝塚歌劇が乗り越えてきたさまざまな危機について、その波乱万丈の歴史を振り返ります。
<第2回> 壁を越えるためのヒント
・日時:2023年2月17日(金)13:00~14:30
・講師:藤咲 えり 氏(元 宝塚歌劇団 宙組娘役、甲南女子大学 非常勤講師)
(内容)
宙組の娘役として活躍し、退団後もライブやコンサートなど多彩な活動を続ける藤咲 えり氏。阪神・淡路大震災や東日本大震災での経験のほか、音楽学校受験や在団時に苦労されたエピソード、壁を越えるためのヒントについて話します。
<第3回> 困難に打ち勝つために
・日時:2023年2月22日(水)13:00~14:30
・講師:鳳 真由 氏(元 宝塚歌劇団 花組男役)
(内容)
花組の男役として新人公演の主役を3度務め、その後も花組の主要メンバーとして数々の作品で活躍した鳳 真由氏が、役作りの難しさやさまざまな転機に向き合った経験、医療系の大学での学びや現在の多岐に渡る活動まで、詳しく語ります。
<第4回> 危機を乗り越える力
・日時:2023年2月25日(土)10:30~12:00
・講師:久保 孝満 氏(元 宝塚歌劇団プロデューサー、元 東京宝塚劇場総支配人)
(内容)
阪神・淡路大震災の際に花組プロデューサーとして公演に関わり、東日本大震災では東京宝塚劇場総支配人として対応した経験を持つ久保 孝満氏。チャリティ公演の実施や東北地方への巡回公演など、さまざまなエピソードを通して宝塚歌劇における危機管理、危機を乗り越える力について考えます。
【全講座共通】
・司会・聞き手:増田 のぞみ(甲南女子大学 文学部 メディア表現学科 教授)
・場所:甲南女子大学 912教室(兵庫県神戸市東灘区森北町6-2-23)
・対象:一般の方・卒業生・在学生
・受講料:各回2,000円(講座資料、傷害保険料、消費税を含む/期間限定でアーカイブ配信有)
・定員:各回30名 (先着順)
・参加方法:甲南女子大学公式Webサイトから要事前申込み
・申込締切:各回前日の13時まで(ただし、定員に達し次第受付終了)
【詳細情報・申込み】
▽ エンジョイ・ラーニング「宝塚歌劇から学ぶ 危機を乗り越える方法」(甲南女子大学公式Webサイト)
https://www.konan-wu.ac.jp/news/detail.php?id=3597
●参考情報●
甲南女子大学における宝塚歌劇にちなんだ授業・クラブ
(1)授業「宝塚歌劇講座」
甲南女子大学 文学部 日本語日本文化学科が、全国の大学に先駆けて2007年4月に正課授業として導入。前期・後期それぞれ開講している。授業では、1914年に兵庫県宝塚市に誕生した、日本が世界に誇る宝塚歌劇団の人気の秘密を、誕生から現在までさまざまな観点から検証するとともに歴史について学ぶ。また、ご当地芸能文化を知ることで、兵庫県の大学に通う学生としての「たしなみ」を身に着けることもねらいとしている。
(2)クラブ「エトワール宝塚観劇部」
宝塚初心者から上級者、学科学年を問わず宝塚歌劇のファンで構成されている甲南女子大学の公認クラブ団体。主な活動は、お昼休みに集まりタカラヅカについて語り合うこと。その他、数ヶ月ごとに宝塚大劇場での観劇会を行ったり、大学主催の宝塚歌劇に関する公開講座に参加協力している。2018年4月創部。2022年度の部員数は17名。
<主催・本講座のお問い合わせ先>
甲南女子大学 対外協力センター 社会貢献課
〒658-0001 兵庫県神戸市東灘区森北町6-2-23
TEL:078-413-3811(平日9時〜17時)
E-mail:kouken@konan-wu.ac.jp
<取材お申込み・プレスリリースに関するお問い合わせ先>
甲南女子大学 事務局 広報課
〒658-0001 兵庫県神戸市東灘区森北町6-2-23
TEL:078-413-3130(平日9時〜17時)
E-mail:koho@konan-wu.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/