米ダラス近郊にマスティンバー建築の木造7階建てオフィス ~ESGに配慮、CO2排出量を大幅削減~
■物件の特徴
梁や柱は現しとし、木質感あふれる快適な空間を楽しめます。外部からもマスティンバーが見え、木質感や環境面での優位性もアピールできます。隣地には約93,000㎡の緑地公園を整備し、公園を臨むテラスをオフィスの全階に設置。ジム、レストラン、コーヒーショップなども誘致します。環境認証(LEED※3)やウェルネス認証(Fitwel※4)の取得を目指し、ESGを重視するテナントに環境的・社会的な付加価値の高いオフィスを提供します。
■開発地域・立地の特徴
■プロジェクトスキーム
住友林業の100%子会社SFA MF Holdings、飯野海運の100 %子会社IKK USA LLC、熊谷組による日系JVとCHOが共同出資したSPCが開発します。住友林業の100%子会社SFCアセットマネジメント株式会社がプロジェクトを取り纏め、日本企業間やデベロッパーとの調整をサポートします。
国内外で中大規模木造建築の開発を推進する住友林業、サステナビリティへの取組と不動産業でのグローバル展開を強化する飯野海運、中大規模木造建築の技術開発を進める熊谷組のビジョンが一致し、本件が実現しました。今後も各社の特徴や知見を活かしつつ、継続して国内外の市場での事業機会を検討、収益拡大に向けた取り組みを推進します。
■物件概要
■Crow Holdings社概要
■SFCアセットマネジメント株式会社概要
■本リリース配布先
国土交通記者会、国土交通省建設専門紙記者会、林政記者会、海事記者会
【住友林業 参考資料】
「木材」分野では木材の持つ炭素固定の価値を訴求し、社会全体の木造化・木質化を推進します。「建築」分野ではCO2排出量を見える化するソフトウェア「One Click LCA」の活用などを通じて「脱炭素設計のスタンダード化」を進めます。
海外ではこれまで世界最大の木造住宅市場である米国や豪州で戸建注文・分譲住宅を供給。近年は集合住宅や戸建賃貸住宅も開発しており、2021年は米国で17プロジェクト、4,777戸を供給しました。豪メルボルンで15階、英ロンドンで6階、米ダラスで7階、アトランタで3階建の木造オフィス開発も進行中です。2030年に向けて国内外で住宅・非住宅の木造化を推進し、海外では年40,000戸の住宅供給を目指すとともに中大規模の木造商業施設・オフィスビル等の開発を加速します。
※長期ビジョン「Mission TREEING 2030」の動画はこちら:
https://www.youtube.com/watch?v=2ty-tASVWPk