日本製鉄 高意匠性鋼板「FeLuceⓇ」が前橋市議会庁舎の内装材(エレベータ周辺パネル)に採用
「FeLuce®」は、防錆性能を担保するために施されるめっき層自体に、意匠性を付与するという画期的な製法により生まれた新しい鋼板です。素材の表面に、塗料やフィルムなどを付加していく従来の手法ではなく、金属本来の素材感を活かすシンプルな「ものづくり」に挑戦することで、金属素材本来が持つ美しさと、プロダクトに要求される機能性を両立するとともに、エコで無駄のない商品に仕上げており、2020年度グッドデザイン賞を受賞しています。
前橋市議会庁舎(新議会棟)は、老朽化した旧議会棟の移転に加え、市庁舎機能の一部を移転し、災害対策本部の役割を併設する目的で計画され、2020 年9 月の着工後、2022 年9 月に竣工し、2023 年1 月より利用が開始されています。
日本製鉄の「FeLuce®」ブラックは、各階(1階から7階)のエレベータ周辺パネルに採用されています。金属素材本来が持つ美しさと持つ質感の高い素材である「FeLuce®」が、その美しさを際立たせるシンプルなデザインで、空間を上質に演出することに貢献しています。
【物件概要】
物件名:前橋市議会庁舎(新議会棟)
所在地:群馬県前橋市大手町二丁目12 番1 号
設 計:株式会社福島建築設計事務所
建築主体工事:佐田・立見・宮下・池下特定建設工事企業体
施 工:株式会社群馬ナブコ(パネル加工:有限会社群馬サッシ工業)
素 材:日本製鉄 FeLuce®ブラック(鋼板加工・手配:西山鋼業株式会社)
使用量:約2トン
竣 工:2022 年9 月
(参考)前橋市公式サイト「前橋市議会庁舎が完成しました」
https://www.city.maebashi.gunma.jp/gyosei/2/7/shingikaitou_seibi2/26202.html
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