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実践女子大学(東京都日野市、学長:難波雅紀)渋谷キャンパス学生総合支援センターは、9女子大学と合同で行った「就活ゼミ」の活動が今年度終了した。同ゼミは、コロナ禍により急速に進む就職活動のオンライン化に伴い、本学と東京女子大学、学習院女子大学、津田塾大学が立ち上げたもの。自キャンパスでのみ就活対策を行う場合には難しい他大生とのオンラインでの交流を通じ、大学の枠を超えた仲間と力を合わせて就職活動に取り組むことができる。今年度は昭和女子大学、聖心女子大学、東京家政大学、東洋英和女学院大学、和洋女子大学の5大学が加わり、9女子大学で実施した。
概要
2022年度の「就活ゼミ」は5月から開催され、エントリーシートや面接対策を少人数のグループワークで集中的に学んできた。今年度のゼミ生は入学時からコロナ禍によりオンラインでの活動を余儀なくされた学生たちが対象となり、昨年度のゼミ生に比べ更に他者の動向がつかみにくく、友人とのつながりが薄れて孤独や不安を感じる学生がほとんどであった。「就活ゼミ」はこうした状況に対して学生同士のつながりを作り出し、またオンラインの利点を活かして大学の枠を超えて他大生ともつながることで、学生同士が互いに支えあうピアサポートを目指して活動してきた。
2022年度活動総括〜学生アンケートでの満足度は98.4%を記録〜
2年目となる今年度は、参加大学が昨年度の4大学から9大学に拡大し参加学生数が500名超となり「ヨコのつながり」が強化された。また、前年度のゼミ生がサポーターとして加わることで「タテのつながり」が生じた。これによってさらに「ナナメ(他大学の先輩)のつながり」が新たに生まれ、大学や学年を超えた大きな相互支援サイクルが生まれた。これらの結果、参加者による満足度アンケートでは98.4%の学生が活動に満足したと回答。参加者からは「大学に通うことができなかったため友だちができず1人で不安だった就活が就活ゼミで友だちができたことにより少し不安が無くなった」「サークルや部活に入っていなかったので先輩とのつながりがなくて不安だったが、就活ゼミで先輩とつながるができた」「志望している企業の先輩が所属大学にいなくて困っていたが、他大学の就活ゼミの先輩とつながることができて、様々な相談をすることができた」などの声が寄せられた。
2023年度活動計画〜学年・大学そして所属企業の枠を超えた相互支援サイクルに〜
3年目となる2023年度は、更に多様な意見や考えに接したいという参加者からの意見を受け、11大学(東京女子大学、学習院女子大学、実践女子大学、白百合女子大学、昭和女子大学、聖心女子大学、清泉女子大学、津田塾大学、東京家政大学、東洋英和女学院大学、和洋女子大学)に拡大して「ヨコのつながり」をより強化する予定である。初年度のゼミ生が大学を卒業し社会人として参加することで「タテのつながり」「ナナメのつながり(他大学の先輩)」を更に強化し、大学や学年、更には所属企業の枠を越えた大きな相互支援サイクルとなることが期待される。
共催:東京女子大学、学習院女子大学、実践女子大学、昭和女子大学、聖心女子大学、津田塾大学、東京家政大学、東洋英和女学院大学、和洋女子大学(順不同)
講師:(株)カタパルト 矢島 慶佑 氏
▼本件に関する問い合わせ先
経営企画部 広報課
住所:東京都渋谷区東1-1-49
TEL:03-6450-6837
メール:koho-ml@jissen.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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