建材や内装素材で排出されるスクラップをアップサイクル

株式会社乃村工藝社は、人々の空間に、未来につづく幸せを創り出す「ソーシャルグッド活動」に2021年より取り組んでいます。環境・地域・文化・人の4つの活動領域で社会課題の解決を目指しています。
2023年3月15日、131回目の創業記念日より＜地域に開く＞をコンセプトにした、ヒト・コト・モノを“繋ぐ”仕掛けとなるファニチャーを東京都港区台場の本社1Fエントランスに設置いたしました。

「SCRAPTURE（スクラプチャー）」 ＝SCRAP（スクラップ）×FURNITURE（ファニチャー）
2022年11月に開催した「ソーシャルグッドウィーク」でプロトタイプを発表した「SCRAPTURE」は、年間の排出量が4億1,200万ｔにものぼる産業廃棄物に着目して誕生しました。
乃村工藝社とも関わりの深い建材や内装素材で排出される「SCRAP」をアップサイクルし「FURNITURE」としてリユースするプロジェクトです。プロトタイプから機能面、デザイン面の検討を重ねて進化を遂げ、廃材を封入したコンセプチュアルなファニチャーとして今回の本設置となりました。
ご来社いただいた方々にお使いいただくことで、環境と寄り添い、これからも社会と地域に貢献していく乃村工藝社からのメッセージをお伝えするのと同時に、より良い未来と持続可能な社会についてともに考える「きっかけ」となれば幸いです。


「SCRAPTURE（スクラプチャー）」概要
設置期間：2023年３月15日（水）～終了日未定
使用素材：透明表皮（全タイプ共通）
再生ビニールの中に本活動にご賛同いただいたみなさまから、提供された廃素材を封入しています。
ご賛同いただいた各社は、それぞれの領域において課題と向き合い、素材の再利用・リサイクルに取り組まれています。
  乃村工藝社のソーシャルグッド活動について
乃村工藝社では、持続可能な社会を実現するため、事業活動を通して幸せなインパクトを生み出す「ソーシャルグッド活動」を推進しています。

乃村工藝社について
乃村⼯藝社は、商業施設、ホテル、企業PR施設、ワークプレイス、博覧会、博物館などの企画、設計、施⼯から運営管理までを⼿掛ける空間の総合プロデュース企業です。グループ全体では、全国9拠点・海外8拠点、国内外6つのグループ会社で事業展開しています。1892年（明治25年）から培ってきた総合⼒を活かし、フィジカルとバーチャルを融合させた空間価値の提供で、⼈びとに「歓びと感動」をお届けしています。近年は、持続可能な社会を実現するため、事業活動を通して幸せなインパクトを生み出す「ソーシャルグッド活動」を推進しています。