-
-
-
京都橘大学は、課外活動団体に所属する学生を対象に、5月31日(水)に心肺蘇生講習『たちばなPUSH講習会』を開催します。これは、救急救命学科の教員と有志学生が指導員となり、学生たちが命を守るための重要なスキルを身に付ける機会としています。
PUSHには、心肺蘇生の中でもっとも重要な胸骨圧迫(胸をPUSH)、AEDの使い方(ボタンをPUSH)、誰かが倒れたときに自分の背中を押すための勇気(自分をPUSH)という3つのPUSHの意味が込められており、突然の心停止で倒れた人の救命率向上を目指すものです。
本講習会では、PUSHコース※ のプログラムに沿って、心停止の意味や救命処置の基礎知識とともに、「あっぱくんライト」というトレーニングキットを使用しながら胸骨圧迫とAEDの使用方法を学びます。
受講学生が、正しい心肺蘇生の手順を習得し、緊急時の対応能力を高めることで、いざ目の前で人が倒れたときに行動できる知識、スキルと意識をもってほしいと考えています。
また、今後は約6,000人の本学の学生全員が受講できるような体制を整えていく予定です。学生たちが一次救命処置のスキルを習得し、学生や観光客が多くいる京都のまちで、一人でも多くの命を救う機会を増やすことにつながることを望んでいます。
※PUSHコースとは、NPO法人大阪ライフサポート協会が考案した心肺蘇生講習プログラムのこと。
■心肺蘇生講習『たちばなPUSH講習会』の概要
●日 時:2023年5月31日(水)13:20~16:50
●場 所:京都橘大学 中央体育館 大アリーナ
●内 容:PUSHコースの実施
●指導員:健康科学部救急救命学科教員9名、救急救命学科有志学生55名
●対象者:課外活動団体(学生自治会執行委員会、大学祭実行委員会、クラブ・サークル)に所属する学生約250名
●スケジュール:
13:20~14:20 講習会(1)
14:20~14:35 休憩・準備
14:35~15:35 講習会(2)
15:35~15:50 休憩・準備
15:50~16:50 講習会(3)
※講習会(1)(2)(3)は全て同じ内容です。
●講習会内容:
【導入】
「命の大切さを考える心臓の動きと心停止」に関する説明
【練習・体験】
・119番とAEDの要請について
・心停止の判断や認識について
・胸骨圧迫(心臓マッサージ)の方法・体験
・AED(自動体外式除細動器)の使い方・体験
・AEDを用いた救命処置一連の流れの体験
【まとめ】
導入、練習、体験フェーズで学習した内容のまとめ
▼本件に関する問い合わせ先
京都橘大学 企画部 広報課
住所:〒607-8175 京都市山科区大宅山田町34
TEL:075-574-4112
FAX:075-574-4151
メール:pub@tachibana-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/