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崇城大学(熊本市西区)情報学部は6月29日(木)、「半導体回路設計コンテスト」を開催する。これは、新入生の交流の機会を設けるとともに学生の学習意欲を高めることを目的としたもので、熊本県内で広がる半導体産業に対応した人材育成のための取り組みでもある。同学部の1年生を対象とし、当日は予選から決勝リーグまでを実施。事前に設計した回路をコシミュレータによって競い合わせ、より短い周期で信号を発信する(高速動作する)回路を作成したチームを勝者とする。
このコンテストは、入学から約2カ月が経った情報学部情報学科の1年生に、ICT(情報通信技術)のハードウェアである回路に興味を持ってもらうとともに、新入生同士で協力し合って取り組むことで交流の一助とすることを目的として開催するもの。学生らは8~9名ごとのチームに分かれ、計20チームによる勝ち残り方式の予選を実施。勝ち上がったチームが決勝リーグに進出する。
各チームはそれぞれ、6月22日(木)の情報特別講義Iにおいてあらかじめ回路を設計。コンテスト当日にシミュレータで競い合わせて、より短い周期で信号を発信する(高速動作する)回路を作成したチームを勝者とする。
なお同コンテストは、学生の学習意欲を高めるとともに、熊本県内における大手半導体企業の工場新設に伴い広がる半導体産業に向けた人材育成の取り組みの一環となることが期待されている。
コンテストの概要は下記の通り。
◆半導体回路設計コンテスト
【日 時】
6月29日(木) 10:40~12:10
【場 所】
崇城大学 池田キャンパス F号館(情報学部棟)6階601号室 (熊本市西区池田4丁目22-1)
【 賞 】
優勝から第3位までのチームには副賞あり
【参加者】
情報学部情報学科1年生 全173名(20チーム)
【プログラム】
10:40~ 開会宣言・開会式
10:50~ 予選開始
12:00~ 閉会式
【内 容】
手本となる回路図(図1)を学生に配布し、いくつかの条件のもと設計を変更。2チームの回路を並べ、シミュレータ(波形グラフ)に表示される周波数を競う(図2)。
図2の場合、青の波形パルスが緑の波形パルスより多いので、青の回路がより高速に動作することを示している。
※マスコミ関係者におかれましては、ぜひご取材いただくようお願い申し上げます。
(参考)
情報学部情報学科では、「未来情報コース」「知能情報コース」「電子通信コース」の3コースのいずれかを1年生の後期から選択する。
https://www.sojo-u.ac.jp/faculty/information/informatics/
(関連記事)
・崇城大学情報学部が6月30日に1年生を対象とした「半導体回路設計コンテスト」を開催 -- 広がる熊本の半導体産業に向けて人材を育成(2022.06.23)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-48241.html
▼本件に関する問い合わせ先
崇城大学 情報学部 情報学科
教授 山路 隆文
住所:熊本県熊本市西区池田4-22-1
TEL:096-326-3629
メール:yamaji@cis.sojo-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/