「横浜フランス月間2023」期間中に駐日フランス大使が横浜市立大学で講演
横浜市立大学では、フランスのリヨン第三大学との交換留学プログラムを、また医学部ではパリ・シテ大学およびストラスブール大学との交換留学(クリニカル・クラークシップ)を実施しています。なお、横浜市とリヨン市は1959年から姉妹都市として様々な交流を行っています。
<講演会概要>
日 時:令和5年7月12日(水)14時30分~16時00分
会 場:横浜市立大学金沢八景キャンパス 総合研究教育棟1階 カメリアホール
(横浜市金沢区瀬戸 22-2)
対 象:横浜市立大学学生・教職員 (使用言語:フランス語・日本語)
テーマ:「Dix ans de partenariat d'exception franco-japonais : enseignements et perspectives」
(10年を迎える日仏の特別なパートナーシップ~教訓と展望~)
講 師:フィリップ・セトン 閣下(駐日フランス大使)
司 会:上村 雄彦(うえむら たけひこ)教授(国際教養学部)
<プログラムスケジュール>
時間 | 内容 |
14:30 – 14:35 | 開会挨拶・セトン大使の紹介 |
14:35 – 15:30 | セトン大使講演 |
15:30 – 15:50 | 質疑応答・学生との意見交換 |
15:50 – 16:00 | 閉会挨拶・セトン大使と学生との写真撮影 |
プロフィール
フィリップ・セトン 閣下(駐日フランス大使)
1966年1月12日パリ生まれ。パリ・ソルボンヌ(パリ第4)大学で歴史学
を専攻した後、パリ政治学院および国立行政学院に学ぶ。1994年卒業後、フランス外務省に入省し欧州各地にて要職を歴任。EU政治・安全保障委員会フランス政府代表部大使や本省ヨーロッパ局長等を経て2020年9月より現職。
参考
<駐日大使講演会 開催実績>
横浜市立大学では、グローバルな視野をもって活躍する人材の育成を目的に、平成22年度から毎年各国の駐日大使をお招きして、英語または大使の母国語による講演会を開催しています。対面で実施されるのは令和2年以来4年ぶりです。
平成24年 | フォルカー・シュタンツェル駐日ドイツ大使 | 平成30年 | スティーフ゛ン・ヘ゜イトン駐日ニュージーランド大使 |
平成25年 | アケチ=オクロ駐日ウガンダ大使 | 平成31年 /令和元年 |
ルラマ・スマッツ・ンコ゛ニャマ駐日南アフリカ共和国大使 |
平成26年 | ネナド・グリシッチ駐日セルビア共和国大使 | ||
平成27年 | マッケンジー・クラグストン駐日カナダ大使 | 令和2年 | イアン・バーニー駐日カナダ大使 |
平成28年 | ソロモン・カランシ゛ャ・マイナ駐日ケニア共和国大使 | 令和3年 | クレーメンス・フォン・ケ゛ッツェ駐日ドイツ大使 |
平成29年 | ローラン・ピック駐日フランス大使 | 令和4年 | ハ゜ウ゛ェウ・ミレフスキ駐日ポーランド共和国大使 |
<横浜市とフランスの交流について>
【横浜市とフランス大使館等との交流】
- 横浜市内にはフランス政府の公式機関として、市民を対象とした語学教育や、日仏の文化交流・各種文化イベント等を行う「横浜日仏学院」があります。横浜日仏学院では毎年6月をフランスの月と位置づけ、「横浜フランス月間」として、期間中、様々なフランス関係のイベント(音楽、美食セミナー、展覧会など)を開催しています。
後援:横浜市にぎわいスポーツ文化局
- 横浜市では2018年から毎年、日本未公開のフランス映画の最新作を鑑賞できる「フランス映画祭」が開催されています。
共催:横浜市、フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本
【横浜市とリヨン市との姉妹都市交流】
- リヨンは映画と美食で知られるフランス第3の都市です。
- リヨンは、古くから絹織物産業が発展していました。19世紀に欧州で流行した蚕の病気で絹産業が危機に陥った際、リヨンを救ったのが横浜港から輸出された日本の生糸でした。絹の取りもつご縁で両市は1959年に姉妹都市となりました。
港の見える丘公園には、リヨン市から寄贈されたバラが生育しています。
令和5年3月には、横浜日仏学院の協力の下、瀬谷区とリヨンの中学生がオンラインで交流しました。