SAS主催「SASハッカソン2023」伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)がテクノロジー部門で受賞

SAS Institute Japan株式会社


アナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、世界中の企業、大学、政府、SASパートナーが参加し、1か月にわたって開催された「SAS ハッカソン 2023」の受賞者を発表しました。日本からは、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下 CTC)が、日本社会が抱える孤独死の課題解決を目指して、姿勢や心拍数を監視・推定するコンピューター・ビジョンを活用したサービスを発表し、テクノロジー部門で見事受賞しました。

毎年開催されるこのSASハッカソンは、データ分析の基本に立ち返り、SASが大切にする「好奇心」をきっかけに課題解決に挑戦する経験そのものが、社会に貢献する第一歩になるという考えに基づいています。実在する社会課題やビジネス課題の解決に向けて、高度な分析や人工知能(AI)を活用したソリューションを生み出す、イノベーションの創出を目指す場です。今回は、世界75カ国から、経験値の高いデータサイエンティストやデータ分析の専門家のほか、ビジネスアナリスト、マーケター、各業界のプロフェッショナル、学生などを含む、1,400人の応募があり、140の組織から100チームが参加しました。

参加チームには、SASのクラウドネイティブな超並列AI・分析プラットフォームであるSAS® Viya®(https://www.sas.com/ja_jp/software/viya.html)と、その他のSASソフトウェア、パートナーテクノロジー、オープンソースツール、SASクラウドプラットフォームが使用できる環境が用意され、さらにSASエキスパートのサポート、参加者とエキスパートをマッチングするメンターサポートも提供されています。

今回、テクノロジー部門で受賞したCTCのチーム「Critical Thinking Crew」は、コンピューター・ビジョンを活用したサービスを提案しました。モバイルアプリとWebカメラを使って、姿勢や心拍数をモニターで計測・推定し、異常が発生すると、事前に設定した家族や友人に通知される仕組みとなっています。セルフ・モニタリング用のアプリには、SAS ViyaとSAS® Cloud(https://www.sas.com/ja_jp/solutions/cloud/sas-cloud.html)の機能が使用されています。

チームメンバーである受賞者の福永圭佑さんは、次のように述べています。「今回、日本社会でも大きな課題である孤独死をテーマに選び、データで解決するためのソリューションを考えました。モニタリングされることへの抵抗感をスマートフォンの活用で無くすなど、きめ細やかに考えた部分も評価していただき、大変うれしく思います。SAS Cloudで提供されたアナリティクス・プラットフォームSAS Viyaが使えたため、普段の業務の傍ら、約1か月という短期間でシステムの構築に成功しました。身近にあるデータを活用して社会課題の解決策を見いだせたことは、今後のビジネスにおいても大いに生かせることだと感じています」

SASハッカソン2023では、100人以上の専門家審査員が、地域、業界、技術、専門分野の受賞者を選出しており、SAS Hacker's Hub コミュニティ(https://communities.sas.com/t5/SAS-Hacker-s-Hub/gh-p/hackathon)では、各受賞チームの詳細やプロジェクトのビデオを閲覧することができます。また「SASハッカソン2023」の総合優勝者は、2023年9月11日~14日までラスベガスで開催されるSASのAIとアナリティクスのテクノロジーカンファレンス「SAS Explore」で発表される予定です。


SASについて
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。
*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。その他のブランド名および製品名は、各社の商標です。
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