健康アプリ「おさんぽ釜石」との連携で経済活性化の取り組みも

　株式会社エルテス（本社：東京都千代田区、代表取締役：菅原 貴弘、証券コード：3967、以下「エルテス」）の子会社である株式会社 JAPANDX（本社：東京都千代田区、代表取締役︓菅原貴弘、以下「JAPANDX」）が、岩手県釜石市において、公募型プロポーザル「釜石市スーパーアプリ導入支援業務」に採択（※1）されましたので、ご報告いたします。
  　JAPANDXは、2022年8月24日に、岩手県釜石市と「地域のデジタル化推進に関する包括連携協定」（※2）を締結し、連携を強めておりました。
　今回採択を受けたスーパーアプリの導入は、デジタル田園都市国家構想推進交付金TYPE1を活用して、将来的に同市が導入する複数のアプリをシングルサインオンで連携できる環境を整え、行政の住民向けのサービスのデジタル化を実現する取り組みとなります。具体的には、前述したシングルサインオンによるアプリ間連携をはじめ、同市HPのアプリ内閲覧、PUSH通知の統合やスーパーアプリユーザーへの個別配信などを可能とし、行政と住民の双方向コミュニケーションを実現します。
　また、2023年2月から同市住民の健康寿命延伸を目的とした「おさんぽ釜石」も実証実験を開始しておりました。実証実験を経て、2023年度中に住民公開予定となっており、スーパーアプリとの連携も予定しております。
　これらの取り組みは、総事業費4,000万円を超えるものとなっており、釜石市ともに地域のデジタル化を推進してまいります。

■「おさんぽ釜石」との連携
　「おさんぽ釜石」は、ウォークラリーや同市内の名所巡りなどのイベントに参加し、歩数を計測する健康アプリです。日々の歩数に合わせて、ポイントを獲得することができ、ユーザーはスーパーアプリを通じて、所持ポイントに応じた地元特産品や施設入場券などの景品を受け取ることが出来ます。
　これらは、地域経済活性化の呼び水となることを期待されており、スーパーアプリが行政の住民向けサービスのデジタル化を超えた、経済活性化への貢献を実現する大きな挑戦となります。