「世界患者安全の日」横浜市庁舎のライトアップと横浜市立大学附属2病院の取組を通じて、「医療への患者参加」に対する啓発を行います
横浜市では、患者安全を推進するため市民、医療機関に対する普及啓発活動の一環として、横浜市庁舎のライトアップを実施します。
また、横浜市立大学附属病院及び横浜市立大学附属市民総合医療センターでは、啓発ポスターの院内掲示や病院職員と学生ボランティアの相互協力による患者さんへのチラシ、ノベルティの配布及びアンケートの実施といった取組を病院内で実施し、今年のテーマである「医療への患者参加」に対する啓発活動を展開します。
*患者安全とは
患者安全とは、医療行為を受けたときの不必要な損害のリスクを最小限の水準まで減らすことで、患者の健康と安全を確保するための取組をいいます。
例えば、「診察・検査を受ける前の本人確認」や、「診察を受けた後、薬局で診断名や症状を確認する」等も患者安全のひとつです。
*「世界患者安全の日」について
WHOは患者安全を促進することへの人々の意識・関心を高め、普及活動を推進しており、毎年定められるテーマ・スローガンのもと、多くの団体が普及啓発活動を実施しています。
今年度は
テーマ「Engaging patients for patient safety」(患者安全のために患者を参加させる)
スローガン「Elevate the voice of patients!」(患者の声を高めよう!)
となっています。
1 横浜市庁舎ライトアップについて
17時00分~22時00分
場 所:横浜市庁舎(横浜市中区本町6-50-10)
点灯色:「世界患者安全の日」イメージカラー オレンジ
横浜市ホームページ「世界患者安全の日」について
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/iryo/anzenshien/imuyaku/oshirase/2023kanjaannzen.html
2 横浜市立大学附属病院・横浜市立大学附属市民総合医療センターの取組について
横浜市立大学附属2病院では、「あなたと共につくる、安全な医療~知って得する!病院の上手なかかり方」と題し、9月1日(金)から9月30日(土)までの期間、下記の取組を実施しています。
(1)医療安全・患者参加に関する啓発活動院内での啓発ポスターの掲示
・院内での啓発ポスターの掲示
・「食札※」を活用した「患者参加」に対する入院患者さんへの啓発
※食札:患者さんへの情報や献立、食事の内容などを記載した配膳時食事トレーに添える用紙
・横浜市立大学学生ボランティア協力による外来患者さんへの患者参加に関するチラシ、
ノベルティの配布及びアンケートの実施(市民総合医療センターのみ実施)
実施日:9月14日(木)、15日(金)13時~15時
(2)情報発信
・ホームページによる情報発信
(URL: https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2023/WorldPatientSafetyDay_20230901.html)
・広報誌『十全』への掲載(市民総合医療センターのみ実施)
昨年度の活動の様子
※昨年度の活動は、世界保健機関(WHO)、厚生労働省のホームページ等にも掲載されました。(参考)
横浜市立大学附属病院(横浜市金沢区、674床)
横浜市内唯一の「特定機能病院」であり、「地域がん診療連携拠点病院」
「神奈川県エイズ治療中核病院」、「災害拠点病院」の役割を担い、横浜市民の健康を守るとともに、
医療人材の育成や臨床研究等を通じた新規医療技術等の開発・発信の役割も担う。
横浜市立大学附属市民総合医療センター(横浜市南区,726床)
大学病院として全国で初めて「地域医療支援病院」に承認。
地域医療機関との連携や役割分担を進めながら横浜市の地域医療の中核を担う。
また、横浜市では唯一の高度救命救急センターを擁し、生命の危機にある重篤患者等を
24時間体制で受け入れる地域医療「最後の砦」としての役割を果たしている。
神奈川県総合周産期母子医療センター」や「神奈川県精神科救急医療機関施設」等にも認定。