教職・保育職をめざす学生の支援から現役教員のリカレント教育まで、包括的なサポートを通して学校教育現場の中核となる人材を養成。
京都橘大学では、変化する学校教育現場に適合した教員養成課程の運営や教職・保育職をめざす学生の採用試験対策、現役教員のリカレント教育まで、包括的にサポートする「教職保育職支援センター」を2023年10月1日に開設しました。
近年、ICT教育や英語教育の導入等、一人の教員が教えるべき内容の幅が広がってきています。また、多様な子ども一人ひとりに向き合うことや保護者への対応等、授業をする力だけではなく、コンピテンシーにおいても求められる質が変化しています。
本学では、発達教育学部を中心に、毎年多くの学生が教職・保育職をめざし、学んでいます。2022年度卒業生の教員採用試験では、幼稚園教諭・保育士で92.3%、公立小学校教諭で86.4%と高い合格実績を積んでいます。さらに、学部学科の新設により中等の教職課程を履修する学生も年々増加しています(※)。
このような学内外の状況をふまえ、新しく開設した「教職保育職支援センター」では、学内横断的に学生の履修、教育内容の指導、採用試験対策などを強化していくとともに、教員等現職者を対象としたリカレント講座等の充実をはかっていきたいと考えています。
「授業づくりから、学校づくりへ」と本学の卒業生も教育現場の中核を担う人材となっています。本センターを軸に、学生、卒業生、現役の教員の方々とそれぞれの課題や情報を持ち寄り、共有できるような交流の機会も生み出していきたいと思います。
【京都橘大学教職保育職支援センター 概要】
・開設日:2023年10月1日(日)
・センター長:倉持祐二・発達教育学部学部長、教授
・主な機能:
(1)教職課程関連事務(カリキュラム、実習、資格授与等)
(2)採用試験対策(情報収集、個別指導、特別講座、模擬テスト等)
(3)教職保育職支援センター運営委員会の開催
(4)自己点検・評価、FDの開催
(5)外部協議会への対応
(6)センター紀要の出版
(7)リカレント講座の実施
・教職保育職支援センター サイト
https://www.tachibana-u.ac.jp/faculty/tpsc/
(※)京都橘大学卒業生の就職状況(常勤講師・非常勤講師を含む)
■認定こども園
30(2022年度)、32(2021年度)、28(2020年度)、25(2019年度)、15(2018年度)
■幼稚園
10(2022年度)、11(2021年度)、13(2020年度)、26(2019年度)、12(2018年度)
■小学校
44(2022年度)、48(2021年度)、50(2020年度)、39(2019年度)、37(2018年度)
■中学校
10(2022年度)、11(2021年度)、7(2020年度)、9(2019年度)、9(2018年度)
■高等学校
9(2022年度)、7(2021年度)、1(2020年度)、5(2019年度)、6(2018年度)
■特別支援学校
1(2022年度)、0(2021年度)、2(2020年度)、1(2019年度)、0(2018年度)
■養護教諭
1(2022年度)、4(2021年度)、0(2020年度)、2(2019年度)、0(2018年度)
【合計】
105(2022年度)、113(2021年度)、101(2020年度)、107(2019年度)、79(2018年度)
▼本件に関する問い合わせ先
京都橘大学 企画部 広報課
住所:〒607-8175 京都市山科区大宅山田町34
TEL:075-574-4112
FAX:075-574-4151
メール:pub@tachibana-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/