明星(めいせい)大学人文学部国際コミュニケーション学科(東京都日野市、学長:落合 一泰)では、2014年より授業科目「映像翻訳」のプログラムの一環として、「難民映画祭パートナーズ 明星大学特別上映会」を開催し、学生が字幕をつけた映画の上映を行っています。2023年度は、第18回難民映画祭上映作品「南スーダンで生きる ~ある家族の物語~」を2023年12月2日(土)に、明星大学日野校で上映します。上映作品の字幕翻訳はもちろんのこと、特別上映会の企画・運営・PRは、すべて「映像翻訳」の講義を履修している学生が行っています。
■授業科目「映像翻訳」について
明星大学人文学部国際コミュニケーション学科の授業科目「映像翻訳」は、翻訳作業を通じて世界に繋がることを目的に、映画やドラマなどで目にする字幕を中心とする「映像翻訳」について学ぶ実践型授業です。英語・日本語を字義的に訳すのではなく、どうすれば映像の発信するメッセージを人の心に届けることができるのかを考えて言葉を紡ぐことで、自分と世界との繋がりを実感することができます。
■特別上映会概要
【日時】2023年12月2日(土) 13時開演~15時30分終了予定(開場:12時30分)
【場所】明星大学 日野校 28号館104教室(東京都日野市程久保2-1-1)
【アクセス】多摩モノレール「中央大学・明星大学駅」直結、京王線「多摩動物公園駅」から徒歩8分
【料金】無料(要事前申込み)
【主催】明星大学人文学部国際コミュニケーション学科「映像翻訳」
【後援】国連UNHCR協会
【ゲスト】橋本 栄莉 氏(立教大学文学部 准教授)
※ 上映後にトークイベントを実施します。
【申込み】下記、申込みフォームよりお申込みください。
https://forms.office.com/r/zfxcCGiC4x?origin=lprLink
【申込み期限】2023年12月1日(金)
※ 申込み者多数の場合は、期限前に申込みを締め切る場合があります。
■上映作品:「南スーダンで生きる ~ある家族の物語~」あらすじ
独立後、南北間での大きな争いの歴史を持つスーダン。北部と南部の宗教の違いがスーダンの社会に埋められない溝を作った。1983年、レベッカは自由を求める南部の人々のため、夫とともにスーダン民族解放運動(SPLM)を立ち上げる。夫を亡くした後も、彼女は戦うことをやめなかった。亡き夫や家族に対する想い、不安定な社会を担う者としての葛藤、そしてこれからの南スーダンの展望を娘であるアクオルのカメラが捉える。
■南スーダン共和国について
南スーダン共和国は、2011 年にスーダン共和国から独立してできた「世界で一番新しい国」です。約半世紀にわたる内戦、各地での地域紛争、政情不安、深刻な洪水などの影響を受け、国内外に多くの避難民が発生しています。
面積:64万km²(日本の約1.7倍)
人口:1,074万人(2021年時点)
首都:ジュバ
人種・民族:ディンカ族、ヌエル族、シルク族、ムルレ族、他多数
■特別上映会ゲストプロフィール
橋本 栄莉(はしもと えり)
立教大学文学部 准教授
2009年より南スーダンのヌエル( Nuer )社会やウガンダの南スーダン難民のコミュニティで宗教や人々の紛争経験に関するフィールドワークを行っている。専門は文化人類学、東アフリカ民族誌学。博士(社会学)。
主著に『エ ・クウォス:南スーダンにおける予言と受難の民俗誌』(2018 年、九州大学出版会)。
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人明星学苑 経営企画ユニット 広報チーム
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TEL:042-591-5670
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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