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幼稚園から大学までを有した総合学園である明星(めいせい)学苑(東京都、理事長:吉田 元一)は、明星大学と明星高等学校の協働事業として、フェアトレードに関する活動を推進しています。明星大学では、人文学部国際コミュニケーション学科の毛利 聡子教授ゼミ(以下、毛利ゼミ)の授業の一環として、2001年より取り組んでいる「フェアトレードカフェ」を実施し、授業を通した学びを社会に還元する活動を行っています。また、明星高等学校では、明星学苑の設置校のうち幼稚園から高等学校までが立地する府中市が、フェアトレードタウンの認定を受けることを目指し、2023年からフェアトレード商品の販売などの活動に取り組んでいます。
■明星大学の学生による明星高等学校での出張授業
明星大学と明星高等学校が連携し、明星大学の学生(毛利ゼミ)が講師役として明星高等学校でフェアトレードに関するワークショップなどを行う出張授業に取り組んでいます。
2023年2月には、フェアトレード商品やフェアトレードタウンに関するクイズを交えたワークショップ、2023年7月には、「フェアトレードとSDGs 〜美味しいチョコレートの真実〜」のテーマで、児童労働とフェアトレードに関して理解を深める授業を実施しました。
■フェアトレードカフェの開催
明星大学人文学部国際コミュニケーション学科の毛利ゼミでは、2023年11月21日(火)~23日(木・祝)に明星大学日野校で、SDGsの意義やフェアトレードの仕組みについて、在学生および教職員の理解を深めることを目的に、「フェアトレードカフェ」を実施します。運営を行う学生は、発展途上国の生産者の現状を理解し、自分たちに何ができるのかを考える学修の機会として取り組みます。なお、本取り組みには、明星高等学校の生徒も一部参加して行います。
「フェアトレードカフェ」では、運営側の学生がコーヒーの販売時に発展途上国の生産者の現状を説明し、購入者が自ら商品の価格を決定して購入することで、公正な価格とは何かを考える機会を提供します。
■フェアトレード商品の販売
明星高等学校では、2023年10月7日に府中校で開催した明星祭(学園祭)にて、明星大学の学生(毛利ゼミ)のサポートのもと、明星高等学校の生徒によるフェアトレード商品の販売を行いました。当日は、中間マージンを極力減らし、生産者の取り分が多くなるよう配慮されたミャンマー産のコーヒー豆のほか、フェアトレード商品を使用したクッキーなどを販売しました。
また、今後の展開として、2023年11月25日(土)、26日(日)に開催される府中市民協働祭りでは、フェアトレード商品を販売するブースを出店します。さらに、2024年3月17日(日)には、府中けやきテラスでフェアトレード関連品の販売会を予定しています。
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人明星学苑 経営企画ユニット 広報チーム
神戸
TEL:042-591-5670
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/