横浜の本牧ふ頭に次世代型4階建て倉庫を新設
エネルギー消費削減率100%以上、国際物流事業拡大に貢献
山九株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村 公大)は2025年2月、神奈川県横浜市に環境に配慮した次世代型の物流センターを新設いたします。
倉庫名称は「本牧ロジスティクスセンター(仮称)」。横浜港の中心的な役割を担う本牧ふ頭内に位置し、横浜港内で最大規模の倉庫となります。拡大や再整備が進む横浜港では、国際貨物量の拡大が見込まれており、今回の物流センター新設を機に複数の倉庫拠点を集約・拡充し、京浜地域における主要倉庫として国際物流事業の収益拡大につなげます。
また、同倉庫は東京中心部や羽田空港にも車で30分圏内とアクセス面に優れている他、大型フォークリフト等豊富な資機材を有し、製品から原材料製品までのあらゆる荷役と入出庫から船積みまでを一貫工程で対応いたします。
環境面では、省エネと太陽光発電などを利用した創エネにより、エネルギー消費削減率100%以上となる見込みで、国土交通省が主導する建築物省エネルギー性能表示制度「BELS」と「ZEB認証」取得に向け、申請予定です。
【施設概要】
名称:本牧ロジスティクスセンター(仮称)
開設時期:2025 年 2月
住所:神奈川県横浜市中区
本牧ふ頭9-88
敷地面積:15,027.75㎡
施設面積:20,921 ㎡(倉庫 17,025 ㎡)
構 造:S造/4階建て
設 備:垂直搬送機4基、EV1基
1階高床/低床(ドッグレベラー10基)
※BELS(ベルス)とは
建築物省エネルギー性能表示制度のことで、国土交通省が主導する
建築物の省エネルギー性能に特化した、第3者による認証制度。
※ZEB(ゼブ)とは
快適な室内環境を保ちながら省エネルギーに努め、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、同規模の標準指標ビルと比較し、一次エネルギーの年間消費量が大幅に削減されている建築物。削減量により4段階があり、BELS最高ランクの5つ星の中でも、さらに省エネ性能に優れた建物がZEBとして認証される。
本件に関する問合せ先:経営企画部 広報・IRグループ sankyu@sankyu.co.jp