【外国人材の採用のリアル】各企業で外国人登用が促進される一方で、社内コミュニケーションに問題あり 外国人材を受け入れるために企業が実際に行っている支援とは?

神田外語大学

神田外語グループ(本社所在地:東京都千代田区、理事長:佐野元泰)の専門学校である神田外語学院(東京都千代田区/学院長:今井実)は、外国人材を採用した経験がある採用担当者(※第1次産業を除く)を対象に「外国人材採用」に関する調査を実施しました。近年、多様性と国際化の進展に伴い、多くの企業が外国人材の採用を積極的に進めています。しかし、こうした前向きな取り組みの一方で、現場ではさまざまな課題が浮き彫りになっています。実際に、外国人材を採用したことがある企業は、どのようなことがきっかけで外国人材を受け入れるようになったのでしょうか。また、外国人材を採用後に感じている課題などはあるのでしょうか。そこで今回、神田外語学院は、外国人材を採用した経験がある採用担当者を対象に「外国人材採用」に関する調査を実施しました。 ◆調査概要:「外国人材採用」に関する調査 【調査期間】2024年6月13日(木)~2024年6月16日(日) 【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMA( https://www.prizma-link.com/press )によるインターネット調査 【調査人数】407人 【調査対象】調査回答時に外国人材を採用した経験がある採用担当者(※第1次産業を除く)&在留資格「技術・人文知識・国際業務」(技人国ビザ)を取得している外国人材を採用した経験があると回答したモニター 【調査元】神田外語学院( https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/ ) 【モニター提供元】PRIZMAリサーチ ◆外国人材採用のきっかけは「人手不足解消」のため  はじめに、「今までに採用した外国人材の主な国・地域を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『中国(60.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『ベトナム(51.1%)』『韓国(27.8%)』と続きました。中国、ベトナム、韓国が上位を占めており、アジア圏の人材を採用している企業が多いことが明らかになりました。 (添付画像「外国人材採用」に関する調査①参照)  次に、「外国人材を採用し始めたきっかけは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『人手不足解消のため(60.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『優秀な人材確保のため(52.6%)』『若い人材を確保するため(31.5%)』と続きました。 外国人材を採用したきっかけは、人手不足の解消が最も大きな要因であることが示されました。また、人手不足の解消だけでなく、競争力の向上や将来的な成長を見据えた人材戦略の一環として外国人材の採用を進めていることが示唆されました。  「外国人材を採用する際に重視したことは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『日本語能力(60.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『コミュニケーション力(45.0%)』『専門知識・スキル(40.8%)』と続きました。  日本語能力やコミュニケーション力は、専門知識やスキルよりも重視されている傾向が示されました。 ◆外国人材に任せている仕事内容TOP3は「エンジニア」「製造」「営業」  続いて、「実際に外国人材に任せている仕事内容は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『エンジニア(37.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『製造(30.5%)』『営業(22.4%)』と続きました。  企業は、技術的な専門知識、製造現場での即戦力、異文化に対応できる営業力を求めて、外国人材を積極的に活用していることがうかがえます。  「外国人材を採用したことで、自社にどのような好影響がありましたか?(複数選択可)」と質問したところ、『グローバル化推進への理解、意識醸成(51.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『日本人社員への刺激(46.9%)』『異文化・多様性への理解の向上(42.3%)』と続きました。  外国人材の採用により、グローバルな視野を持つ社員が増えたことが示されました。日本人社員が外国人材から刺激を受けたことにより、社内の異文化・多様性への理解が促進されたこともうかがえます。(添付画像「外国人材採用」に関する調査②参照)  外国人材の採用により多くの企業が様々な好影響を実感している一方で、何か課題は感じているのでしょうか。 ◆外国人材採用後、「社内のコミュニケーション」「言語の壁」「文化の違い」に課題を感じている企業が多数  「外国人材を採用後、どのような課題を感じましたか?(複数回答可)」と質問したところ、『社内のコミュニケーション(57.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『言語の壁(52.6%)』『文化の違い(36.4%)』と続きました。  約6割の方が、社内のコミュニケーションを課題に挙げています。言語の壁と文化の違いがコミュニケーションを阻害し、チームワーク醸成の障壁となっているケースもあるのかもしれません。  外国人材の採用により自社への好影響を実感している一方で、いくつかの課題も感じている実態が明らかになりました。 ◆約半数が外国人材受け入れのために「日本人従業員との交流の場の提供」や「異文化理解の場の提供」を実施  「外国人材を職場に受け入れるにあたり何か支援をしていますか?(複数回答可)」と質問したところ、『日本人従業員との交流の場の提供(49.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『語学研修(46.4%)』『異文化理解の場の提供(45.2%)』と続きました。  約半数の方が、外国人材と日本人従業員との交流の場を提供していると回答しました。日本人従業員と外国人材の相互理解を深め、効果的なチームワークの醸成を促進している企業が多いようです。  「管理職またはブリッジ人材として外国人材に求める点や能力は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『コミュニケーション能力(59.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『異文化理解力(43.5%)』『マネジメントスキル(34.2%)』と続きました。  外国人材を管理職やブリッジ人材として登用する場合、コミュニケーション能力を重要視する企業が多いようです。また、異文化環境においてリーダーシップを発揮できる外国人材を求めていることがうかがえます。(添付画像「外国人材採用」に関する調査④参照)  「今後も外国人材の採用を増やしていく予定ですか?」と質問したところ『増やしていく予定(46.4%)』『変わらない予定(51.4%)』『減らしていく予定(2.2%)』という回答結果になりました。  約半数の方が増やしていく予定があると回答していることから、外国人材の採用を拡大する企業は増加傾向にあると言えるでしょう。そこで、採用した外国人材にさらに活躍してもらうために必要な研修内容についてうかがいました。(添付画像「外国人材採用」に関する調査③参照) ■自社で外国人材がさらに活躍できるように、外部に依頼したい効果的な研修内容について具体的に教えてください ・日本語教育(50代/男性/愛知県) ・コミュニケーション能力向上研修や日本語向上研修など(50代/男性/埼玉県) ・異文化研修(50代/女性/大阪府) ・日本の商慣行、ビジネスマナー、常識についての包括的導入研修(60代/男性/東京都)  日本語教育や異文化研修という回答が多く寄せられました。母国と異なる日本の企業風土やビジネス習慣に対する理解力を養い、活躍できる人材を育成したいと考える企業は多いといえるでしょう。 ◆まとめ:外国人材にもっと活躍してもらうためには「日本語研修」「異文化研修」が効果的  今回の調査で、外国人材の採用に関する実態が明らかになりました。外国人材を採用する際の基準として、日本語能力やコミュニケーション力を重視している企業は多く、これらの能力は外国人材が環境に適応し、効果的に貢献できるかどうかを見極める指標であることが示唆されました。  実際に外国人材を採用したことで、グローバル化への意識醸成や日本人社員への刺激に繋がっている企業が約半数近くに及ぶことが明らかになり、組織に良い影響を与えていることがうかがえます。 一方で、外国人材の採用後に文化の違いや言語の壁から生じるコミュニケーションの難しさを感じている企業が約6割に上りました。このような経験から、実際には約半数が外国人材への支援として日本人従業員との交流の場を提供していることも明らかになりました。また、根本的な解決に繋げるための語学研修や異文化理解の場の提供を行っている企業もあることが明らかになりました。 コミュニケーションの改善や文化理解の促進を通じて、外国人材の職場適応を支援する取り組みが積極的に行われているのではないでしょうか。  さらに、外国人材を管理職やブリッジ人材として登用する場合に重要視する能力として、約6割がコミュニケーション能力を挙げており、異文化理解力も重要視されていることが明らかになりました。 自社で外国人材に活躍してもらうために外部に依頼したい研修内容として、日本語研修や異文化研修という回答が多く寄せられていることからも、母国と異なる日本の企業風土やビジネス習慣に対する理解力を養い、活躍できる外国人材を育成したいと考える企業が多いことが示されています。  調査結果から、今後、外国人材の採用を拡大する企業は増加傾向にあることもうかがえます。 予めこのようなスキルを持った外国人材を採用することで、企業は採用後に感じる課題を最小限に抑え、外国人材の能力を最大限に引き出すことができ、さらに活躍してもらうことができるのではないでしょうか。 ◆「日本語力」「異文化理解力」を身につけるなら神田外語学院 今回、「外国人材採用」に関する調査を実施した神田外語学院では、多くの留学生や海外にルーツのある学生が日本人とともに学んでいます。また、2024年10月に留学生向けの就職支援特化型の新しい日本語科『キャリア日本語科』( https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/career-japanese/ )を新設します。 ■神田外語学院の5つの特徴 1.圧倒的な教育力(プラクティカルな日本語教育) ・創立1957年。語学教育・専門人材育成に長年の経験と実績 ・外国語大学とキャリア系専門学校を経営する神田外語グループの一員 ・企業向け日本語研修の指導において豊富な実績 2.立地の良さ(都心の好立地、駅前) ・日本の政治・経済・文化・教育・観応の中心地で、ビジネス街に隣接 ・駅前立地(JR神田駅西口から徒歩2分) ・秋葉原、大手町、日本橋、銀座、東京駅、皇居は徒歩圏内 3.学習効果を高める最新の施設・設備 ・綺麗で充実した学習環境(徒歩1分圏内に11棟のビル) ・最新のICT設備や自立型言語学習施設 ・異文化体験ができるMOVE多言語センター(7か国語) 4.楽しいキャンパスライフ ・日本人学生や世界各国の学生と学ぶ、ダイバーシティな融合型キャンパス ・日本人留学生との国際交流会参加や下町グルメを堪能 ・学校広報などの学内アルバイトを紹介 5.高い就職率と学生満足度 ・神田外語学院と神田外語大学双方の求人ネットワークを活用したキャリア支援 ・業界別専任職員による1on1のキャリアコンサルティング ・就職ガイダンス、会社説明会への無料参加やアルバイトの紹介 ■キャリア日本語科の特徴 キャリア日本語科では、日本の企業で求められる人材に必要な3つのスキルを育成します。 日本企業が外国人材に求めているのは、日本のビジネス慣習や企業風土に求められる適切な日本語コミュニケーション力と協働意識です。 1.日本語力 実践的なビジネス日本語 ビジネスシーンで使用する専門的な日本語能力とコミュニケーションスキルを備え、語学力を駆使して世界の架け橋となる高度人材を育成します。 2.ビジネス対応力 ビジネススキル向上とキャリア指導 母国と異なる日本の企業風土やビジネス習慣に対する洞察力を備え、企業で即戦力として活躍できる人材を育成します。そのためのスキルとマインドセットを習得し、内定を勝ち取るための指導を徹底的に行います。 3.異文化調整力 異文化理解力と協働力の涵養 国内外の多様な文化や価値観を理解し、異文化調整力を高め、社会性や判断力を身につけ、タスク活動(協働学習)を通じて、協働・共創できる人材を養成します。 就労ビザ(技術・人文知識・国際業務)、もしくは経営・管理ビザを取得し日本国内での就職・起業を目指す方、または海外の日系企業への就職や起業を目指す方のために特別に編成された日本語コースです。 ✓実践的な日本語運用能力を身に付けたい方 ✓日本語でのビジネススキルを高めたい方 ✓日本社会に触れるための社会見学や地域行事などへ参加したい方 ✓日本国内での就職や日本企業への就職を目指す方 このような学習者に最適なプログラムです。 ※詳しくはコチラ: https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/career-japanese/ ■自社の外国人材に日本語研修プログラムをお探しの方 「神田外語キャリアカレッジ」 https://www.kandagaigo.ac.jp/kgcc/programs/ ■神田外語グループ: https://www.kandagaigo.ac.jp/ ■神田外語学院: https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/ ■留学生対象キャリア日本語科: https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/career-japanese/ ■お問い合わせ: https://share.hsforms.com/1S2AxH92_RbynRu8TDoPsrwdttya ■個別相談: https://kifl.kandagaigo.ac.jp/2023-soudan?_ga=2.145033524.1440562302.1718938231-339686707.1715139610 ■オープンキャンパス概要: https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/opencampus/ ■オープンキャンパスお申込み: https://kifl.kandagaigo.ac.jp/2023kanda-online?_ga=2.45613732.1440562302.1718938231-339686707.1715139610 ▼本件に関する問い合わせ先 学校法人佐野学園(神田外語グループ)グループコミュニケーション部 室井 優太朗 住所:千代田区内神田 TEL:03-3258-5837 FAX:03-5298-4123 メール:media@kandagaigo.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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