紀文食品、「紀文・鍋白書2024~後編~」を発表。後編では鍋に対する意識や全国47都道府県のおでんに関する調査を実施。
30年が経った令和6年(2024年)。元号も「平成」から「令和」に変わり、その間、女性の就業率の増加、デジタル化やスマートフォンの普及、多様化する価値観など、人々の生活様式も大きく変化しました。昨今は原材料の高騰も見逃せず、家庭の食卓にも影響を与えています。
生活様式が変化する中で、日本人の国民食とも言える鍋料理、そして、今も変わらず日本の食卓に寄り添う「おでん」は、どのような立ち位置へと変化したのでしょうか。
今年30周年を迎える鍋白書では、20代から50代以上の既婚女性に対して令和の鍋とおでんへの意識を改めて調査しました。
紀文・47都道府県 家庭の鍋料理調査2024 調査日程:2024年8月20日(火)~8月27日(火) 調査手法:インターネットによる自宅回答 調査対象:20代~50代以上の既婚女性4,700人 各都道府県100人 (各20代25人、30代25人、40代25人、50代以上25人) 調査機関:株式会社マーケティングアプリケーションズおよび株式会社紀文食品 |
ここではその中から抜粋したものをお送りします。
令和の鍋事情、重視されるのは 「簡単さ・手軽さ」 |
日本人の国民食とも言える「鍋」。野菜や肉などの素材を煮立たせるシンプルなものから、手間暇をかけて仕立てるものまで、種類は様ざまです。今回、“鍋料理を用意するときに重視すること”を聞いたところ、「簡単さ・手軽さ」が47.8%でトップ、続いて「野菜がしっかり摂れる」が39.0%で2位となりました。なお平成6年(1994年)の第1回目の調査では、準備の手間よりも栄養のバランスやボリューム感といった栄養をしっかり摂ることが重要視されている傾向がありました。
おでんのよく入れる種もの 全国平均で“ちくわ”が3年連続トップ |
おでんによく入れる種ものは、全国平均で「ちくわ(81.1%)」がトップ、2位が「こんにゃく(76.0%)」、3位が「大根(74.1%)」という結果になっています。ちくわが1位になるのは、3年連続です。
本編では、この他によく入れる種ものの種もの別都道府県ランキングやおでんを食べる理由についてご紹介しています。