W2、カード情報非保持化サービス「Pay TG」と連携を開始
~オフライン(電話/はがき/FAX)でのクレジットカード決済もの安全な取り扱いを実現〜
EC事業の「成功」にこだわる最先端ECプラットフォームを展開するW2株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:山田大樹、以下W2)は、株式会社リンク(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡田 元治、以下:リンク)が提供するカード情報非保持化サービス「Pay TG」と連携したことをお知らせします。この連携により、電話/はがき/FAXで注文を受け付けるEC・通販事業者は、正規のカード情報を加盟店の設備内で電磁的に通過・処理・保存することなく、注文処理を行うことが可能となり、カード情報の「非保持化」とセキュリティ強化を実現しました。
■概要
対象サービス | ・OMO/オムニチャネル対応型総合ECプラットフォーム「W2 Unified」 https://www.w2solution.co.jp/w2_unified/ ・D2Cリピート通販向けECプラットフォーム「W2 Repeat」 https://www.w2solution.co.jp/w2_repeat/ |
連携システム | ・カード情報非保持化サービス「Pay TG」 https://pcireadycloud.com/paytg/ |
API連携の内容 | 本連携により、W2のECプラットフォームをご利用のEC・通販事業者様は「Pay TG」を活用いただくことが可能となりました。これにより、正規のカード情報を加盟店の設備内で電磁的に通過・処理・保存することなく、電話/はがき/FAXで注文処理を行うことが可能となり、セキュリティ強化を実現します。 |
EC・通販市場の拡大とともにECサイトの不正利用額も拡大しています。かっこ株式会社と株式会社リンクのキャッシュレスセキュリティレポート2024※1によるとECにおける2023年を通したクレジットカード不正利用額は合計540.9億円と過去最多を記録しています。
※1 キャッシュレスセキュリティレポート2024
https://pcireadycloud.com/blog/wp-content/uploads/2024/09/cashless_security_report_2024-20240906-fin.pdf
不正アクセスや不正利用を防ぐ取り組みは、今後、EC・通販事業を拡大していくうえで避けては通れない問題です。また、2018年6月施行の「改正割販法」では、全てのカード加盟店において「クレジットカード情報の適切な管理」と「不正使用防止対策の実施」が義務づけられました。これにより、EC・通販事業者はクレジットカード情報を自社環境に保管も通過も処理もさせない「クレジットカード情報の非保持化」か、国際カードブランドが策定したセキュリティ基準「PCI-DSS準拠」を遵守することを求めています。
この度、「W2 Unified」「W2 Repeat」と「Pay TG」が連携をしたことにより、リンクが提供するPCI PTS※2認定済 CCT※3同等以上のセキュリティレベルの決済専用端末&ゲートウェイサービスである「Pay TG」を利用することで、加盟店のネットワークを経由しない外回り決済を実現し、受注業務のフローを変更することなく、クレジットカード情報の非保持化を実現しました。これにより、電話/はがき/FAXで注文を受け付けるEC・通販事業者は、大幅なシステム改修を必要とせず、消費者に対して安心してショッピングが楽しめる環境を提供することができます。
※2 PCI Pin Transaction Security の略。PCI SSC (Payment Card Industry Security Standards Council) によって定められた PIN(暗証番号)を入力する端末に関するセキュリティ基準
※3 Credit Center Terminalの略。カードの有効性を確認するための信用照会端末
■Pay TGの特徴
・カード情報非保持化を実現
PCI PTSの認定済のCCT相当/同等の決済専用端末をリンクから貸与。加盟店の設備内にクレジットカード情報は通過・処理・保存されません。
・既存の決済代行事業者を利用可能
現在利用している決済代行事業者を変更することなく、決済業務を継続することが可能です。
・ECと同様の決済フローを実現
決済結果や金額、カード番号と紐付くIDを受注システムと連係する仕組みを提供。ECと同様の決済フローを実現することにより、一元的に受注情報を管理することができます。
・在宅勤務でも利用可能
在宅勤務・テレワーク時でも、安全にクレジットカードの決済業務が可能です。
OMO/オムニチャネル対応型総合ECプラットフォーム「W2 Unified」について
「W2 Unified」はフロント画面管理・バックオフィス管理・CRMマーケティング・CRMなどを標準搭載しているオールインワンのOMO/オムニチャネル対応型総合ECプラットフォームです。業界NO.1のセキュリティで安定したECサイト運営を実現しつつ、セールやクーポンなどの販促から、SNS投稿の連携など、最新のマーケティングを行うための機能を兼ね備えています。「W2 Unified」には、クラウドコマースプラットフォームで無償バージョンアップ対応のプラン「W2 Unified Value5」と、顧客ごとにプラットフォームを独自にカスタマイズ対応ができるプラン「W2 Unified EP」があり、顧客のニーズに対して柔軟に対応することが可能なECプラットフォームです。
サブスク/定期通販対応型ECプラットフォーム「W2 Repeat」について
定期購入などサブスクリプションコマースに特化したクラウド型通販システムです。ステップメール、ページ一体型購入フォーム、アフィリエイト広告管理、電話受注システム、オンライン・オフライン受注統合などサブスクリプションコマースに必要となる管理業務に対応しています。また、「W2 Repeat」はサブスクリプションコマースに必要な機能を備えているだけでなく、売上平均成長率354%のマーケティングツールを標準搭載し、60%のコスト削減を実現する充実したオペレーションツールを兼ね備えたサービスです。
■W2株式会社ついて
W2株式会社は、お客様のEC事業の「成功」にこだわるシステム会社です。社員の70%超がエンジニア、100%自社開発に加えて「営業→導入→カスタマーサクセス」も全ての工程を内製しています。グループ企業には「コンサルティング(IT・DX・マーケティング)」「デザイン制作」「EC運用代行」が揃っており、EC事業をトータルにサポートしています。サービスは、OMO/オムニチャネル対応型総合ECプラットフォーム「W2 Unified」とD2Cリピート通販向けECプラットフォーム「W2 Repeat」を展開しています。
「コマースを前へ、生活を前へ、世界を前へ」をステートメントとして掲げ、成長市場であるEC業界において、時代を切り拓く製品・サービス開発に取り組んでいます。「W2」の社名は「Win-Win」を意味しています。2005年創業、2024年9月に創業20期を迎えました。
■会社概要
会社名 W2株式会社
代表者 代表取締役 山田 大樹
所在地 東京都中央区築地1丁目13-1 銀座松竹スクエア5階
URL https://www.w2solution.co.jp/
W2株式会社
TEL:03-5148-9633