SBI新生銀行とマスターフレームワークを活用した融資契約を締結~当社初のグリーンローンによる資金調達~
■融資契約締結先とサステナブルファイナンスの種類
時期 | 金融機関名 | サステナブルファイナンスの種類 |
2024年10月 | 株式会社SBI新生銀行 | グリーンローン |
マスターフレームワークは、当社グループが「グループビジョン2030」で掲げる3つの注力フィールドである「安全安心リモート社会」「近未来モビリティ」「エネルギー・環境ソリューション」を支えるサステナブルファイナンスの活用を促進するために策定した、あらゆるサステナブルファイナンスを網羅する資金調達の枠組みです。
今回調達予定のグリーンローンとは、環境改善効果のある事業に要する資金を調達する際に受ける融資です。本融資で調達された資金は、マスターフレームワークに基づいた、適格クライテリア「水素のクリーンな輸送・貯蔵」に関連する事業・プロジェクトに対する新規支出および既存支出のリファイナンスに充当される予定です。
適格クライテリア | 適格カテゴリー | プロジェクト例 |
水素のクリーンな輸送・貯蔵 | 環境適応製品、環境に配慮した生産技術およびプロセス (持続可能な海洋輸送) |
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※各プロジェクト例に記載しているマークは、以下のプロジェクト分類を指します。
当社グループは、「グループビジョン2030」の達成に向けて「2030年度に長期借入金に占めるサステナブルファイナンスの割合を50%、2050年度には100%」をKPIとして定めています。本融資契約の締結により、その割合は22%となります。当社は今後とも、サステナビリティ経営の取り組みを加速させるとともに、ステークホルダーとのエンゲージメント強化に努め、SDGsの達成と持続可能な社会の実現に貢献していきます。
※1:マスターフレームワークについて
https://www.khi.co.jp/pressrelease/news_231130-1.pdf