山九株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村 公大)は2025年2月26日、 神奈川県横浜市に「横浜ロジスティクスセンター」を竣工しました。
当センターは、現在再編事業が進む横浜港において中心的な役割を担う本牧ふ頭に位置しており、3月下旬頃の本格稼働を予定しています。東京中心部や羽田空港に車で30分圏内と優れたアクセス性を有するとともに、岸壁に隣接しているメリットを活かした艀作業や本船接岸からの入出庫作業に対応することも可能です。輸出入貨物のストックポイントとしてのニーズは強く、海外と日本をつなぐネットワークの拠点としての活躍が期待されています。
貨種は自動車部品、半導体関連装置などから日用雑貨まで幅広い製品の取り扱いを予定しておりますが、雨濡れ防止に最長13mの庇を設けており、長尺の大型貨物保管などにも適しています。当センターには通関スタッフも常駐しているため、輸出入手続きから荷役作業、保管・倉庫作業まで国内外物流における一貫したサービスの提供が可能となっております。
環境面では「BELS」6つ星と「ZEB」の認証を取得した倉庫であり、省エネと太陽光発電などを利用した創エネにより、年間のエネルギー消費削減効率が100%以上となる見込みです。
※ZEB(ゼブ)とは
省エネルギー化に努めつつ、太陽光発電などによりエネルギーをつくることで年間に消費する一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物。
【施設概要】
名称:横浜ロジスティクスセンター
開設時期:2025年3月下旬予定
住所:神奈川県横浜市中区本牧ふ頭9-88
敷地面積:15,027.75㎡
倉庫面積:20,921㎡(倉庫17,025㎡)
構造:S造/4階建て
設備:垂直搬送機4基、業務用EV1基
1階高床/低床
(ドッグレベラー10基)
設計・施工:日鉄エンジニアリング株式会社