TOYO TIRE株式会社(本社:兵庫県伊丹市、社長:清水隆史)は、SUV用タイヤブランド「OPEN COUNTRY」シリーズにおいて、デザインにもこだわり、街乗り用としての静粛性と転がり抵抗性能を兼ね備えたハイウェイテレーンタイヤ
*1「OPEN COUNTRY H/T Ⅱ(オープンカントリー エイチティー ツー)」を、2025年4月より国内市場で順次発売しますのでお知らせいたします。
*1:H/T(Highway Terrain:ハイウェイテレーン)は、オールテレーンカテゴリーに比べ、舗装路や高速道路のオンロード走行に適した静粛性、乗り心地をより向上させたカテゴリーです。
(発売サイズは20サイズ、価格はオープン価格)
OPEN COUNTRYシリーズは当社の主力ブランドで、大型SUVの本場である北米市場で多くのユーザーから高く支持されています。
2016年には国内でも発売を開始、SUVの市場拡大とともに多様化するユーザーニーズに合わせ、同シリーズの商品およびサイズのラインアップの拡充を行なってきました。
国内でのOPEN COUNTRYシリーズ投入後、その高い基本性能とアグレッシブなパターンデザイン性が評価されて人気が高まるなか、街乗りに適した商品を求める声がユーザーから販売店などに対して数多く寄せられてきました。このたび、ユーザーニーズに応え、「OPEN COUNTRY H/T Ⅱ」を投入します。また、サイズラインアップについては、ユーザーからの軽自動車向けサイズ投入の要望に対応し、14インチから18インチまで幅広く取り揃えています。
「OPEN COUNTRY H/T Ⅱ」のパターン設計では、当社独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE(ティーモード)」を活用し、ノイズを抑えるためにタイヤのショルダー(両肩)部をリブ形状とする「ショルダーリブ化」、ショルダー部とセンター部の間の縦ミゾをストレート形状とする「ショルダーグルーブストレート化」を組み合わせたデザインを採用することで、タイヤラベリング制度における「低車外音タイヤ
*2」に適合する静粛性を実現しました。
*2:タイヤの車外通過騒音性能について、2023年1月より日本自動車タイヤ協会(JATMA)にて制定された業界の自主基準。
(https://www.jatma.or.jp/environment_recycle/lownoisetyres.html)
また、ゴム材料においては、当社独自の材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を活用し、ゴム強度を向上させるシリカを増量するとともに、その分散性を高めるスーパーアクティブポリマーを採用することで配合設計を最適化。その結果、転がり抵抗性能をOPEN COUNTRY A/T EX比で17%向上しました。
さらに、サイド部に表記するブランド名や商品名を白い文字で立体的に浮き立たせた「ホワイトレター」を採用するほか、軽自動車用のサイズでは、タイヤのサイド部に沿ってリボン状に白色のラインを立体的に浮き立たせる「ホワイトリボン」をOPEN COUNTRYシリーズとしては初めて採用。さらに、バットレス部
*3には意匠性の高いパターンを施すなど、細部までデザインにこだわりました。
*3:タイヤのショルダー部からサイド部に当たる部位
当社は中期経営計画「中計’21」において、顧客志向を発掘・開拓することを掲げています。今後も市場におけるトレンドやユーザーのインサイトを的確に把握し、独自性の高い魅力ある商品をお届けしてまいります。
《ご参考》
■パターン設計
■配合設計
■転がり抵抗(INDEX)
【評価条件】
●試験場所:当社室内ドラム転がり抵抗試験機 ●タイヤサイズ:OPEN COUNTRY A/T EX 225/65R17 102H、OPEN COUNTRY H/TⅡ 225/65R17 102H
●リムサイズ:17X6.5 ●空気圧:210kPa ●荷重:6.67kN ●速度:80km/h
*上記テストの詳細デ-タは、タイヤ公正取引協議会に届けております。
*本テストの結果は同様な条件下であっても、必ずしも同じ結果が得られるとは限りません。
■外観デザイン
(左:18インチ ホワイトレター サイドデザイン/中:16インチホワイトリボンサイドデザイン/右:バットレス部 デザイン)
※サイズにより、ホワイトレター、ホワイトリボン、バットレス部 デザインの採用の有無は異なります。詳細は製品サイトをご確認ください。
■サイズ展開(20サイズ)
「OPEN COUNTRY H/T Ⅱ」についての詳しい商品情報はこちらをご覧ください。
https://www.toyotires.jp/product/opht2/
以 上