SAS、ガートナー社の「2015年版アドバンスド・アナリティクス・プラットフォームに関するマジック・クアドランド」でリーダーに選出

ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、2月19日に発行された、ガートナー社の調査レポート「2015年版アドバンスド・アナリティクス・プラットフォームに関するマジック・クアドラント(2015 Magic Quadrant for Advanced Analytics Platforms)」(*) において、実行能力の高さが評価され、同分野のリーダーに選出されました。

ガートナーはアドバンスド・アナリティクスについて、「クエリ機能やレポート作成機能などの従来のビジネス・インテリジェンス(BI)のアプローチでは発見が難しい洞察を導き出すために、洗練された定量分析手法(統計、記述/予測データマイニング、シミュレーション、最適化など)を使ってあらゆる種類のデータを分析すること」と定義しています。

SASのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼CMO(最高マーケティング責任者)のジム・デイビス(Jim Davis)は、「SASは、業界で最も広範な分野をカバーするアドバンスド・アナリティクス製品群を提供しています。SASのお客様は、競争優位性の確保、顧客の理解、リスク管理、不正取引の検知をはじめ、数多くの目的を実現するために長年に渡りSASを活用しています」と述べています。

SASのアドバンスド・アナリティクスの取り組みは現在、アナリティクスをよりデータに近いところで実行したいというニーズと経験豊富なデータ・サイエンティストを必要としないアドバンスド・アナリティクスの需要が高まっているという、2つの市場トレンドを捉えて市場をリードしています。SASは、「SAS(R) Visual Analytics」、「SAS(R) Visual Statistics」、「SAS(R) In-Memory Statistics for Hadoop」をはじめとした製品にHadoopによる大量データの分散処理基盤を提供して、前者の市場トレンドに応えています。また、データ・サイエンティスト不足が深刻化する中、ビジネス・プロフェッショナルにも扱えるシンプルなアナリティクスを求める企業のニーズには、グラフィカルで、ポイント&クリック操作のインターフェイスを提供するSAS Visual AnalyticsとSAS Visual Statisticsで応えています。

デイビスは、「当社のお客様は、SASの信頼性、専門知識、サポート、拡張性、ドキュメント生成能力に加え、SASの広範囲をカバーするアナリティクス機能を高く評価しています。SASのソフトウェアはデータの生成から意思決定までのプロセスを包括的にサポートしています。ビッグデータはアドバンスド・アナリティクスを適用することで初めて有益な情報に変わるのです」と述べています。

アナリティクスの進化
データ駆動型の企業はさらなる競争優位性を得るためにアナリティクス・インフラストラクチャの近代化を進めなければなりません。SASはインメモリ処理のメリットをアドバンスド・アナリティクス機能に活用して、速度、完全性、正確性をより高めた洞察を導き出すことでこのニーズに応えています。

・マシン・ラーニング(機械学習):データ・サイエンティストの間で高い注目を集めている技術であり、セルフ・ラーニングと反復的アルゴリズムを使用してモデルの作成を自動化し、予測能力を高めます。SASは1980年代に最初のマシン・ラーニング・アルゴリズムを実装して以来、毎年新しい手法や改良した手法を追加しています。
・ディープ・ラーニング(深層学習):多くの隠れ層を持つ高度なニューラル・ネットワークを持ち、パターン認識、画像認識、顔認識などの成長分野においてモデリングを実行します。SASはディープ・ラーニングをサポートする包括的なニューラル・ネットワーク技術を提供しています。
・テキスト分析:非構造化データを探索する技術で、多くのビッグデータ分析で中心的な役割を担います。自然言語処理を行って洞察を抽出するようなより複雑な機能には、SASがイノベーションを続ける高度なテキスト分析アルゴリズムが必要となります。
・マス・モデリングとマス・マネジメント:自動化プロセスを通して膨大な予測モデルを迅速に作成し、それらをリアルタイムの運用環境で管理します。この高度なアナリティクス技術は最も難しいとされるOne to Oneマーケティングを現実のものとします。SASは2015年後半にこの技術の提供を予定しています。

ご参考ページ:「SAS ビジネス・アナリティクス診断(SAS Business Analytics Assessment)」(英文)(http://www.sas.com/baaonline
企業や組織の分析力や改善すべき点を5分で正確に診断できます。

ガートナーの「2015年版アドバンスド・アナリティクス・プラットフォームに関するマジック・クアドラント(2015 Magic Quadrant for Advanced Analytics Platforms)」レポートは以下のサイトでご覧いただけます(英文)。
http://www.gartner.com/technology/reprints.do?id=1-2A881DN&ct=150219&st=sb

(*)Gartner Research. Magic Quadrant for Advanced Analytics Platforms, Gareth Hershel, Alexander Linden, Lisa Kart, Feb. 19, 2015.
ガートナーはガートナー・リサーチの発行物に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また、最高の評価を得たベンダーのみを選択するようテクノロジー・ユーザーに助言するものでもありません。ガートナー・リサーチの発行物は、ガートナーのリサーチ部門の見解を表したものであり、事実を表現したものではありません。ガートナーは、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の保証を行うものではありません。


<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、革新的なソリューションを通じて、75,000以上の顧客サイトに、パフォーマンスを向上し、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約250名(http://www.sas.com/jp
SAS Institute Japanは、多くのお客様とパートナー企業に支えられ、日本において30周年を迎えることができました。「これからもAnalyticsでイノベーションを」を合言葉に、日本のアナリティクス市場の深耕を図り、日本の企業や社会に貢献してまいります。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

*2015年2月25日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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